19世紀のアジア市場におけるロシア綿織物の成功要因について

论19世纪俄罗斯棉纺织品在亚洲市场取得成功的因素

• 批准号: 13730054
• 负责人: 塩谷 昌史
• 金额: $ 1.47万
• 依托单位: Tohoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2001
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2001 至 2002
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13730054/
• 关键词: ロシア経済史; 綿織物; アジア貿易; 工業化; 物質文化; ロシア; 嗜好; 企業家; 市場; 経済史; 経営市

平成14年度の課題は前年度の研究成果を基に、ロシアのアジア貿易におけるアジア商人の役割に焦点を当てた。基本的な資料は『商業新聞(Kommercheskaia Gazeta)』(1825-1860年)を利用し、当時の経済新聞の記述に基づき、アジア商人がロシアとアジア諸国との貿易をどのように仲介していたのかを検証した。19世紀前半においては、ロシア商人はロシア製品のアジア向け輸出において全ての流通に関わっていた訳ではなく、ニジェゴロド定期市以降は、主にアジア商人が商品の輸出入に従事していた。アルメニア商人はペルシア・トルコとロシア間を、中国商人は中国とロシア間を、ブハラ商人は中央アジアとロシア間を仲介していた。ロシアの綿織物は、これらのアジア商人を通じてアジア市場(タブリーズ、ブハラ、キャフタ)に輸出されるが、その市場で英国製品と競合関係におちいることになる。ブハラとキャフタでは英国製品の影響はなかったが、タブリーズでは英国製品によりロシア製品が駆逐される。これはロシアの企業家とアルメニア商人との商業ネットワークがうまく機能していなかったからではないかと思われる。

2002年的问题是基于上一年研究的结果，并着重于亚洲商人在俄罗斯亚洲贸易中的作用。 Kommercheskaia Gazeta（1825-1860）使用了基本材料，并根据当时经济报纸的描述，我们研究了亚洲商人如何介导俄罗斯与亚洲国家之间的贸易。在19世纪上半叶，俄罗斯商人并未参与俄罗斯对亚洲的所有分销，在尼加戈罗德（Nijegorod）时期城市之后，亚洲商人主要参与商品进口和出口。亚美尼亚的商人在波斯，图尔基耶和俄罗斯之间进行了介绍，中国和俄罗斯之间介导的中国商人以及中亚和俄罗斯之间介导的布哈拉商人。俄罗斯棉花面料通过这些亚洲商人出口到亚洲市场（Tabriz，Bukhara，Kaffta），在那里他们将在该市场与英国产品竞争。尽管在布哈拉和Caffta的英国产品中没有影响，但在Tabriz，俄罗斯产品被英国产品驱逐出境。这可能是因为俄罗斯企业家和亚美尼亚商人之间的商业网络运作不佳。

项目成果

塩谷昌史: "19世紀前半のアジア綿織物市場におけるロシア製品の位置"ロシア史研究. 70. 16-29 (2002)

Masashi Shioya：“19世纪上半叶俄罗斯产品在亚洲棉纺织品市场中的地位”《俄罗斯历史研究》70. 16-29 (2002)。