国際貿易・投資政策と企業活動のグローバル化

国际贸易和投资政策及企业活动的全球化

• 批准号: 02J06945
• 负责人: 椋 寛
• 金额: $ 0.77万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2002
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2002 至 2004
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-02J06945/
• 关键词: 特恵貿易協定; 市場統合; 原産地規則; 域外関税; 輸出入関数

本年度は、近年盛んな自由貿易協定(Free Trade Agreement, FTA)を含む特恵貿易協定に関する理論的研究、および日本の地域別輸出入関数の推計を中心に研究を行った。特恵貿易協定に関しては、「On the optimal tariffs of free trade area with internal market integration」及び、「Economic integration and rules of origin under international oligopoly」としてまとめ、前者に関しては平成14年度日本経済学会春季大会(小樽商科大学)にて報告し、後者に関しては来年度の同春季大会(大分大学)において報告予定である。また、輸出入関数に関しては「日本の地域別輸出入関数の推計」としてまとめ、日本政策投資銀行設備投資研究所のプロジェクトとして来年度出版される研究書に所収される予定である。研究の概要を以下に示す。まず「On the optimal...」は特恵貿易協定、特にメンバー国が域外関税を独自に設定する自由貿易地域の最適関税の設定を問題とした。従来の研究は域内国が最適関税を設定する限りにおいて自由貿易地域の締結によって非参加国の厚生もあがるとの結論であったが、協定締結に伴う域内市場統合(域内での価格裁定の活発化)を考慮に入れた場合は、均衡での域外関税率が相対的に高くなり、非参加国の厚生が下がり、また参加国の厚生はより高くなる事を示した。次に、「Economic integration...」では、自由貿易地域参加国の域外関税に差がある場合に非参加国による高関税回避活動を防ぐ名目で設定される「原産地規則」の効果について検討を行った。その結果、原産地規則が域内国間の域外財市場を分断する効果を考慮すると、原産地規則は必ずしも域内国にとってプラス・域外国にとってマイナスとならず、逆の結果や、双方とも損をするケース、双方とも得をする暗黙の共謀ともいえるケースなど、さまざまな場合があることが示された。「日本の地域別輸出入関数の推計」では、地域別の貿易価格指数と貿易数量指数を用いて対米・対EU・対アジア・対アジアNIES・対中国に関して輸出関数・輸入関数の価格要因と所得要因を探った。推計結果から、近年のわが国の貿易収支の変動においてアジア地域の寄与度が高まっていることが示唆された。

今年，我们重点研究了包括近年来流行的自由贸易协定（FTA）在内的优惠贸易协定的理论研究，以及对日本区域进出口功能的测算。优惠贸易协定概括为“关于内部市场一体化的自由贸易区的最优关税”和“国际寡头垄断下的经济一体化和原产地规则。”大学），后者将于明年春季报告会议（大分大学）。此外，进出口函数将被概括为“日本地区进出口函数的估计”，并将作为日本开发银行投资研究项目纳入明年出版的研究书中。研究所。研究概要如下所示。首先，“关于最优……”重点关注优惠贸易协定，特别是在自由贸易区内成员国自行设定域外关税的最优关税的设定。此前的研究表明，只要区域内国家设定最优关税，非参与国的福利就会因自由贸易区的缔结而增加。均衡状态下，非参与国的福利减少，参与国的福利提高。接下来，在“经济一体化……”中，我们将探讨当存在域外差异时，以防止非参与国逃避高关税活动为名而制定的“原产地规则”的效果。自由贸易区参与国之间的关税上涨。因此，考虑到原产地规则对区域内国家之间非区域商品市场划分的影响，原产地规则并不一定对区域内国家产生积极影响，而对区域外国家产生负面影响。事实证明，原产地规则产生相反效果或双方都遭受损失的情况是存在的，其中包括对双方都有利的默契合谋的情况。在“按地区划分的日本进出口函数的推算”中，使用地区贸易价格指数和贸易量指数，对美国、欧盟、亚洲、亚洲NIES和中国的出口函数和进口函数的价格因素进行了调查。收入因素。估算结果表明，近年来亚洲地区对日本贸易平衡变化的贡献有所增加。