中国南部の経済成長と日系子会社における労働力移動

中国南方的经济增长与日本子公司的劳动力迁移

基本信息

批准号：
02F02799
负责人：
西川潤
金额：
$ 0.38万
依托单位：
Waseda University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2002
资助国家：
日本
起止时间：
2002 至 2004
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-02F02799/
关键词：
JAPANESE FDI IN CHINA FOOD INDUSTRY INVESTMENT IN CHINA JAPANESE FOOD INDUSTRY SUBSIDIARIES DECISION-MAKING IN JAPANESE FOOD INDUSTRY OVERSEAS INVESTMENT

项目摘要

本研究は、中国沿岸部の高度成長に占める日本の中小企業間の役割の調査を行うものであり、日本の中小企業が中国進出に当たって、直面する労働力及びその管理問題に焦点を当てている。対象産業として食品産業を選定した大きな理由としては、食品産業の日本製造業の対中投資に占める比率は10%程度に留まるが、日本の中国からの食品輸入が次第に増加していること、また、日本の消費者が中国からの食品の品質に次第に関心を高めるようになってきたこと、そして、食料自給問題が日本の自由化過程で大きな問題となってきていることであり、食料生産者から、加工者を経て、流通業者そして消費者へと至る食品連鎖の変貌を、経済空間分析の形で具体的に描き出すことを目的とした。昨年度の研究成果としては、中国南部、上海、山東半島において、日本食品産業の投資状況を調査し、中国で進出企業に対する法的保護は少ない上、中国への外国投資は資本と原料を海外から移入し、安価な労働力と土地を利用する形態が一般的だが、食品産業の場合は、原料も現地で調達し、衛生管理に配慮を払っている点が特徴であることが判明した。また、進出中小企業の意思決定の問題については、中国の経済システムと企業管理の間には相関関係のあることが昨年度までのインタビューで判明しており、更に日本国内での企業管理と子会社における企業管理間の異同を調査する必要性を強く感じたため、本年度はこの本題に的を絞って研究を進めることとした。この研究成果として「中国における日本食品産業投資の意思決定過程」という題で報告書を作成し、日本の食品産業による中国への投資の意思決定過程を、(1)製品市場がどこか(中国か日本か第三国か)、(2)製品の性質は何か、を組み合わせた形で示している。加えて、中国・日本・香港の三ヶ所で行った面接調査、資料収集を合わせて、上述の題の本を出版する準備を進めている。

本研究调查了日本中小企业在中国沿海地区快速增长中所扮演的角色，并重点关注日本中小企业在向中国扩张时所面临的劳动力和管理问题。选择食品行业作为目标行业的主要原因是，虽然食品行业仅占日本制造业对华投资的10%左右，但日本从中国的食品进口量正在逐渐增加，日本消费者也逐渐变得更加关注。来自中国的食品质量粮食自给自足问题已成为日本自由化进程中的一个重大问题。本研究的目的是通过经济空间分析的形式具体描绘日本的转型。去年的研究结果包括调查日本食品工业在华南、上海、山东半岛的投资状况，发现企业进军中国缺乏法律保护，外商在华投资需要资金和原材料一般来说，食品工业使用来自进口国家的廉价劳动力和土地，但我们发现食品工业的独特之处在于，它在当地采购原材料，并且非常注重卫生管理。关于中小企业进军日本的决策问题，截至去年的采访显示，中国的经济体制与企业管理之间存在相关性，因为我感到非常有必要调查企业管理与企业管理之间的差异。我决定今年将研究重点放在这个主题上。作为这项研究的结果，我们制作了一份题为“日本食品工业在中国投资的决策过程”的报告，我们通过以下方式分析了日本食品工业在中国的投资决策过程：（1 ）确定产品市场在哪里（中国）；或日本或第三国），以及（2）产品的特点是什么？此外，我们正在准备出版一本基于在中国、日本和香港三个地点进行的采访和数据收集的书名。