カルシウム結合蛋白質ALG-2を介するアポトーシス制御機構の研究

钙结合蛋白ALG-2介导的细胞凋亡调控机制研究

基本信息

批准号：
13780569
负责人：
柴田秀樹
金额：
$ 1.34万
依托单位：
Nagoya University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、細胞内Ca^<2+>センサーとしてのALG-2(apoptosis linked-gene 2)の作用点を明らかにすることで、アポトーシスの細胞内シグナル伝達機構を解明することを目的としている。研究計画に沿い、ALG-2をbaitとした酵母Two-Hybrid法を用いた結合因子の探索をおこない、エンドネキシン型Ca^<2+>結合蛋白質であるAnnexin XIのアミノ末端領域に、ALG-2が結合することを示し、昨年度、報告した。本年度はさらに、Annexin XIのアミノ末端領域のアミノ酸組成がAnnexin VIIのアミノ末端領域の組成と類似していることから、ALG-2とAnnexin VIIのアミノ末端領域の結合を検討し、報告した。ALG-2は、Annexin XIと同様に、Ca^<2+>依存的にAnnexin VIIのアミノ末端制御領域と直接、結合した。さらに、SPRバイオセンサーによりALG-2とAnnexin VII、XIの結合を速度論的に解析したところ、それぞれのアミノ末端領域にALG-2と親和性の高い領域と低い領域が存在することを示唆する結果を得た。これらAnnexinのALG-2結合に関与する領域と、すでに我々が同定しているALG-2のCa^<2+>依存的相互作用因子であるAlixのALG-2結合領域のアミノ酸組成は類似していることから、ALG-2は共通した結合モチーフを認識している可能性がある。一方で、Alixをbaitとした酵母Two-Hybrid法による結合因子の探索をおこない、細胞の増殖、生存シグナル伝達関連因子や小胞輸送関連因子などを侯補因子として得た。すでに、結合領域の同定を含めた詳細な解析をすすめており、ALG-2とAlixが協調して複数の細胞内シグナルの伝達バランスを調節している可能性を見出しており、今後の発展が期待される。

这项研究旨在通过阐明ALG-2（凋亡连接的基因2）作为细胞内CA^<2+>传感器的作用点来阐明细胞凋亡的细胞内信号传导机制。根据研究计划，我们使用Alg-2作为诱饵搜索了使用酵母两杂化方法来搜索结合因子，并表明ALG-2与Annexin XI的氨基末端区域结合，Annexin XI（一种ca^<2+>结合蛋白），并于去年报告。今年，我们进一步调查并报道了Alg-2和Annexin VII的氨基末端区域的结合，因为膜毒素XI的氨基酸末端区域的氨基酸组成与膜联蛋白VII的氨基末端区域相似。与膜联蛋白XI一样，ALG-2直接以Ca^<2+>依赖性方式与膜联蛋白VII的氨基末端调节区域结合。此外，使用SPR生物传感器对ALG-2与膜联蛋白VII和XI结合的动力学分析表明，每个氨基末端区域中存在对ALG-2的高亲和力的区域。这些区域的氨基酸组成与ALIX的ALG-2结合和ALG-2结合区域（我们已经鉴定出的ALG-2的Ca^<2+> - 依赖性相互作用因子）相似，因此ALG-2可以识别常见的结合基序。另一方面，使用ALIX作为诱饵搜索结合因子，并作为共面因子获得了与细胞增殖，存活信号传导和囊泡转运有关的因子。我们已经在促进详细的分析，包括对结合区域的识别，并发现ALG-2和ALIX合作以调节多个细胞内信号的传输平衡的可能性，我们希望对未来的发展。