部分光学活性化合物のアキラルな場における光学活性濃縮効果

部分光学活性化合物在非手性场中的光学活性浓度效应

基本信息

批准号：
12874073
负责人：
小杉紘史
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Tohoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至 2001
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は部分光学活性化合物のアキラルな場における光学活性濃縮効果の一般性について検討するものであり,アキラルな場として非常にポピュラーなシリカゲルクロマトグラフィーを用いるものである。一般に有機化合物において右手系,左手系が50:50の混合物,ラセミ体ではその分離はアキラルな場においては困難である。しかし,この50:50の混合比が少しでも偏る(これを部分光学活性化合物と呼ぶ)と非常に興味ある現象を発現する。我々は初期においてこの部分光学活性化合物をアキラルなシリカゲルクロマトグラフィーで単離を試みていた際,純品であると思われたにもかかわらず二つのピークを観測した。これらは各々,一方の高純度の鏡像体とそのラセミ体であった。このような現象は非常に特殊な化合物において若干の事例はあったものの我々が試みた単純なシクロヘキサノール誘導体で見つかったことは意義深い。当該研究期間において以下の結果を得た。1.シクロヘキサノール誘導体において2位のベンジル、あるいはアリール置換体が最も光学活性濃縮効果を示した。2.上記1位と2位の立体関係は光学活性濃縮効果に影響を及ぼさない。また、他の位置の置換体がこの系に導入されていても光学活性濃縮効果に影響を及ぼさない。3.これら現象は該当分子の溶液中でのホモキラルおよびヘテロキラル分子間力の差異に基づくものと推測されるが、NMRでの観測においてそれらが検知出来ないほどの弱い差異が光学活性濃縮効果を引き出していると結論した。以上,過去の常識では考えられないこのような単純な系で弱い分子間相互作用がホモキラルとラセミ体との分離に成功した。ラセミ体がラセミ化合物を与えるような系においてこの現象の一般性は水酸基と芳香族を置換基とする環系があれば成り立つことも見出しており,これから徐々に他の系においても発見が期待される。

这项研究的目的是研究部分光学活性化合物的运动场中光学活性浓度效应的通用性，并使用硅胶色谱法，这是一个非常流行的摄影场。通常，在有机化合物中，右撇子和左手的混合物为50:50，在极端形式中，它们的分离很难在精神分裂领域。但是，如果50:50的混合比甚至略有偏见（称为部分光学活性化合物），则会产生非常有趣的现象。我们最初试图通过Achiral Silica凝胶色谱法隔离这种部分光学活性的化合物，并观察到两个峰，尽管事实被认为是纯净的。这些都是高度纯净的对映异构体及其种族的人之一。尽管在非常具体的化合物中有一些这种现象的情况，但很重要的是，它是在我们尝试过的简单环己醇衍生物中发现的。在研究期间获得以下结果。 1。在环己醇衍生物中，位置2处的苄基或芳基取代的产物显示出最活跃的浓度效应。 2。以上位置1和2之间的空间关系不会影响光学活动浓度效应。此外，即使将其他位置的取代引入该系统，光学主动浓度效应也不会影响光学主动浓度效应。 3。据估计，这些现象是基于分子溶液中异尿和异尿间分子力的差异，但是我们得出的结论是，弱差异如此弱，以至于在NMR观察中无法检测到它们的效果，从而阐明了光学活性富集的作用。以上是在这种简单系统中薄弱的分子间相互作用，过去传统智慧无法考虑到成功分离出同型同异形和种族。还发现，这种现象的通用性在种族群体提供外消旋化合物的系统中是正确的，其中带有羟基和芳香族的环系统是取代基，并且预计发现将逐渐在其他系统中发生。