脳磁場を指標とした語音の認知、学習、発達に関与する神経基盤の検討

使用脑磁场作为指标检查语音识别、学习和发育所涉及的神经基础

基本信息

批准号：
12011223
负责人：
小山幸子
金额：
$ 0.7万
依托单位：
Okazaki National Research Institutes
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では脳磁場を指標とした聴覚野における語音処理を検討した。まず、(I)日本人被験者もフィンランド人被験者と同様に語音に対して左優位な聴覚野の反応を示すが、右の聴覚野よりも後方の活動が認められる被験者がいる(Koyama et al.,2000,Cognitive Brain Res)、(II)子音に続く母音の持続時間の脳磁場におよぼす影響から子音が外国語である場合には後続母音によるマスキングが生じることを示唆する結果を得た(Koyama et al.,2000.NeuroReport)。さらに、日本語にはない語音である/l//r/の語音聞き分け学習トレーニングを若年成人16名(右手利き)を対象に行った。被験者にラップトップパーソナルコンピュータを貸与し約3週間〜5週間かけて、45セッション(1セッション、約30分)のトレーニングを行った。トレーニング前の聞き分け率は54-68%で、トレーニング後の聞き分け率64-93%であった。トレーニング効果の認められた被験者では、左の聴覚野起源の脳磁場反応の増大(5名)あるいは反応潜時の短縮(3名)が認められたが、右の聴覚野には被験者間で一貫したトレーニングによる脳磁場反応の変化は認められなかった。また、トレーニングの効果が認めれられなかった被験者には脳磁場の変化は認められなかった。以上により、語音聞き分けトレーニングによる学習には左の聴覚野が関与することが示唆された。

在这项研究中，我们使用脑磁场作为指标研究了听觉皮层中声音的处理。 First, (I) Japanese subjects also respond to the left-dominant auditory cortex to the speech sound, similar to Finnish subjects, but some subjects have activity behind the auditory cortex on the right (Koyama et al., 2000, Cognitive Brain Res), and (II) The effect of the duration of vowels following consonants on the encephalomagnetic field suggests that masking by subsequent vowels occurs when consonants are外语（Koyama等，2000，NeuroReport）。此外，经过训练的16名年轻人（右手），学习了如何区分/l // r/的声音，这是日语中找不到的单词。在大约3-5周内，对受试者借了一台笔记本电脑的个人计算机，并接受了45次会议（大约30分钟）的培训。训练前的听力率为54-68％，训练后的听力率为64-93％。在具有训练作用的受试者中，左听性皮层的脑磁场反应增加（5名受试者）或响应潜伏期的降低（3名受试者），但是在正确的听觉皮质中观察到脑磁场反应的变化，由于受试者之间的一致训练而导致的脑磁场反应发生变化。此外，在对训练没有影响的受试者中没有观察到脑场的变化。这表明左听性皮层通过培训来分辨单词参与学习。