地震性断層運動による摩擦熱パルス検出の試み

尝试检测地震断层运动引起的摩擦热脉冲

基本信息

批准号：
11874067
负责人：
嶋本利彦
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

断層沿いの摩擦加熱は断層の性質に大きな影響を与えることが,研究代表者らの過去10年間の研究で明らかになった.摩擦加熱は断層が高速で動くほど重要になるから,大地震の発生直前から発生に至る過程を考える上で極めて重要である.一方,天然の断層では,シュードタキライトが産出することによって,時には岩石が熔融するほど著しい摩擦加熱が起こることがわかるが,大部分の断層ではどの程度摩擦加熱があったかを判断する方法がない.本研究の目的は,熱に敏感な熱ルミネッセンス法・ESR法・FT法を用いて,地震時に断層が高速で動く時に発生したパルス的摩擦発熱量を定量的に推定する方法を開発することである.主な研究成果と今後の見通しは以下の通りである.1.断層破砕帯のESR信号変化と摩擦加熱回転式高速摩擦試験機の試料ホールダを工夫して,断層ガウジを用いて高速摩擦実験(最大変位速度=1.6m/s)をすることが可能になった.その結果,断層ガウジのESR信号は,変位速度が大きいほど,また総変位が大きいほど顕著に減少しており,概算では250-500℃の加熱が起きていた可能性があることが示された.ESRは,現状では断層帯内部の発熱を検出する方法として最も有望である.2.摩擦加熱と熱ルミネッセンス(TL)温度上昇値はまだ見積もることはできていないが,断層の高速摩擦にともなって,TL信号強度も顕著に減少することが実験的に確認された.TLによっても温度上昇が決定できる可能性がある.3.摩擦加熱とジルコンのフィッショントラック(FT)長の変化野島断層沿いに産するシュードタキライトとすぐ横の断層ガウジの間で,大きなFT長の違いが確認された.著しい摩擦加熱はFT長を用いても検出できる可能性がある.

研究人员表明，沿断层加热的摩擦加热对故障的特性有重大影响，研究人员在过去十年中表明。随着故障在高速移动时，摩擦加热变得越来越重要，因此考虑导致在大地震发生前发生的过程非常重要。另一方面，很明显，在自然缺陷中，假凝胶的产生有时会导致大量的摩擦加热，但在大多数缺点中，无法确定该研究是否存在摩擦程度，该研究的目的是开发出一种估算脉冲摩擦量的量的量，在较高的摩擦量中，在高度估计较高的摩擦量的方法中，呈高速剂量的量，这是在脉动的量中的速度量，而在脉冲中的量很高，则在较高的摩擦量中均高速化，而在脉冲中的量很高，在较高的范围中，呈粒度的热量，在较高的热量中，在较高的摩擦量中，呈粒度的量表ESR和FT方法。主要的研究结果和未来前景如下：1。 ESR信号在断层骨折区域的变化和摩擦加热旋转高速摩擦测试仪的样品持有人，并使用断层孔进行高速旋转，现在可以执行摩擦实验（最大位移速度= 1.6 m/s）。结果表明，由于位移速度和更大的总位移，故障凿的ESR信号显着降低，并且可能发生了250-500°C的近似加热。 ESR是目前最有前途的方法，用于检测故障区内的热量产生。 2。摩擦加热和热发光（TL）温度上升值仍估计。尽管尚未做到这一点，但经过实验证实，TL信号强度也随着断层的高速摩擦而显着降低。 TL还可以确定温度升高。 3。摩擦加热和锆石裂变轨迹（FT）长度的变化，在沿NOJIMA断层沿着NOJIMA断层和立即侧向断层孔的伪核酸岩之间观察到ft长度较大的差异。也可以使用FT长度检测到明显的摩擦加热。