口腔癌に対するアデノ随伴ウイルスベクターを用いたHSV-tk遺伝子治療

使用腺相关病毒载体治疗口腔癌的 HSV-tk 基因治疗

• 批准号: 10877323
• 负责人: 藤内 祝
• 金额: $ 0.51万
• 依托单位: Nagoya University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 1998
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1998 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10877323/
• 关键词: 遺伝子治療; 口腔癌; アデノ随伴ウイルスベクター; HSV-tk; GCV; バイスタンダー効果

本研究はアデノ随伴ウイルス(adenoassociated virus:AAV)ベクターを用いた単純ヘルペスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子とガンシクロビル(GCV)による自殺遺伝子治療の口腔癌に対する有用性をin vitroで検討したものである.われわれは,まず4種類のヒト口腔扁平上皮癌細胞株:HSC-2,HSC-3,HSC-4,SASに対し,マーカー遺伝子としてLacZ遺伝子を含む組み換えAAVベクターを感染させ,AAVベクターによる遺伝子導入効率を調べた.その結果すべての細胞株において,MOI=1000で20〜50%、MOI=10000で100%の導入効率が得られた。次に,すべての細胞株にHSV-tk遺伝子を含むAAVベクターを感染させ、引き続きガンシクロビル(GCV)を投与した.HSV-tkの遺伝子導入とGCVの投与による殺細胞効果は,MOI=1000で約80%,MOI=10000でほぼ100%であり、顕著な殺細胞効果を示した.またMOI=1000での導入効率が20〜50%であったにもかかわらず,約80%の殺細胞効果が得られたという現象については,in vitroでのバイスタンダー効果によるものと推察された.以上の結果から,AAVベクターを用いた自殺遺伝子治療がヒト口腔癌の治療に対して有用であるとが示唆された.今後,さらにin vivoでの導入効率と抗腫瘍効果について検討したいと考えている.

本研究调查了使用单纯疱疹胸苷激酶 (HSV-tk) 基因和使用腺相关病毒 (AAV) 载体的更昔洛韦 (GCV) 进行自杀基因治疗治疗口腔癌的有效性。我们首先应用含有LacZ基因作为标记基因的重组AAV载体对四种类型的人口腔鳞状细胞癌细胞系：HSC-2、HSC-3、HSC-4和SAS细胞进行感染并观察效率。研究了使用AAV载体的基因转移，结果在所有细胞系中，在MOI=1000时获得20-50%的转移效率，在MOI=10000时获得100%。接下来，用含有HSV-tk基因的AAV载体感染所有细胞系，随后施用更昔洛韦(GCV)。HSV-tk基因导入和GCV施用的细胞杀伤效果约为8 0％，MOI＝10000几乎为100％，显示出显着的细胞杀伤效果。另外，虽然MOI＝1000时的导入效率为20-50％，但是关于获得的现象，细胞杀伤效果约为80％。在推测这是由于体外的旁观者效应。上述结果表明使用AAV载体的自杀基因治疗对于治疗人类口腔癌是有用的。我们想研究该药物的导入效率和抗肿瘤作用。