建築的場所論の理論構築の基礎的研究

建筑场所理论理论建构基础研究

基本信息

批准号：
08650746
负责人：
加藤邦男
金额：
$ 0.32万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至 1997
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は生活環境構成の実践に有効な理論的モデルを得ることにある。そのために。人間・環境に多大の関心を寄せ制作しかつ論述を残したル・コルビュジエの作品、とくに建築・環境の関連から意味深い数作品をル・コルビュジエの後期作品から選定し、その具体的な制作過程を示す図面、テキストの一次資料探索を昨年に継続して行い、データベース化を行った。一方では、歴史都市京都の生活の場としての場所的イメージの構造を、関連する近世の図絵類と詩歌を資料として抽出しデータベース化を継続して作業した。引き続いて、以上の基礎データを、制作の観点からと環境の空間知覚もしくは感覚の観点からの両面から分析、解釈を行った。これらの知見から理論化を試みるため、場所的論理、古代ギリシア思想に於けるkhoraから風土的現象の人間学的構造を記述し、生活環境の構成に関わる理論モデル構築を試みた。わが国の美意識において伝統的に言われる「見立て」や「型」を手掛かりに、ル・コルビュジエの制作における「型」、「プロトタイプ」を参照しつつ、型と原型概念を二律背反の論理から場所的論理にシフトして新たに規定し直し、一応の理論構成を得たと考える。さらに理論の一般化とその有効性を確認する作業と新しい論理性を追求し全体的に理解する努力は、今後の課題となる。

本研究的目的是获得一个在居住环境配置实践中有效的理论模型。为此。勒·柯布西耶的作品对人类和环境非常感兴趣，他从他的晚期作品中挑选了几幅与建筑和环境有关的特别有意义的作品，并考察了去年的具体制作过程。我们搜索表明这一点的图纸和文本的主要材料，并创建了一个数据库。另一方面，我们利用早期现代插图和诗歌中的相关材料，提取历史名城京都中作为居住地的地方的图像结构，继续创建数据库。随后，我们从生产的角度和空间感知或环境感觉的角度对上述基础数据进行了分析和解读。为了发展基于这些发现的理论，我从古希腊思想中的地方逻辑和科拉逻辑描述了地方现象的人类学结构，并试图构建一个与生活环境构成相关的理论模型。借鉴日本传统美学“mitate”和“kata”，并参考勒·柯布西耶作品中的“mata”和“prototypes”，我们将类型和原型的概念从我们相信，通过转向并重新定义新的定义，我们已经获得了一个尝试性的理论结构。未来的进一步挑战包括推广该理论、证实其有效性、追求新的逻辑以及努力从整体上理解该理论。