律令制都城における建物配置の規格性の研究

律陵都城建筑布局标准化研究

• 批准号: 07710282
• 负责人: 小澤 毅
• 金额: $ 0.58万
• 依托单位: Nara National Research Institute for Cultural Properties
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1995
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1995 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07710282/
• 关键词: 古代都城; 藤原京; 新益京; 条坊; 周礼

古代の律令制都城のうち、平城京と藤原京(新益京)の遺構データを収集・整理するとともに、都城の縮刷版ともいうべき地方官衙について、基礎的な資料の収集を開始した。また、本年度は、建物配置の定点となる藤原京の条坊に関して、特筆すべき調査成果が得られたため、その条坊復元に重点をおいた分析を実施した。藤原京の京域については、一坊=四町として、十二条八坊の範囲を想定する岸俊男の復元が、長らく定説であった。ところが、近年、その推定京域の外側からも、藤原京の条坊に一致する遺構があいついで検出される一方、本来、道路を通す必要のない宮域部分にも、宮の施設に先行する条坊道路が存在したことが判明している。今回、それらの遺構データを再検討した結果、こうした条坊道路が、のちの拡幅を除くと、三段階のきわめて整然とした規格で設定されていることが明らかとなった。側溝心々間大45尺(16m)の大路、25大尺(9m)の条間路・坊間路、20大尺(7m)の小路という規格である。これらは、宮内および岸説の京内・京外の区別にかかわりなく、同一の原理で機械的に施工されており、藤原京の京域が、岸の想定より広がることはまちがいない。同時に、一坊の大きさは四町ではなく、平城京以降の都城と同じく、十六町であったと判断される。また、一坊=十六町とした場合の西五坊大路を京極として、それより西には京域が広がらない。こうした点および律令の坊令規定から、藤原京の京域は十坊四方の正方形で、その中央に宮をおくという、ほかに例を見ない特徴的なものであったと推定される。したがって、藤原京は、実在の中国都城を直接モデルとしたのではなく、『周礼』にみられるような中国都城の理想型に基づいて設計された、理念先行型の都城であった可能性が高い。日本における条坊制都城の成立とその発展過程を考えるうえで、その意義があらためて注目される。

除了收集和整理关于律令制度下的两座古都城平城京和藤原京（新京城）遗迹的资料外，我们还开始收集有关地方政府机关的基本资料，这些资料可以用于被称为首都城市的缩影。另外，今年我们在作为建筑物布局固定点的藤原京的工坊方面也取得了值得关注的研究成果，因此我们进行了以复原工坊为中心的分析。关于藤原京的面积，岸俊夫的重建假设了12条城和8座寺庙的面积，这是长期以来公认的理论，假设1坊=4个城镇。然而，近年来，在推测的京都地区之外，陆续发现了与藤原京工作坊相匹配的遗迹，甚至在神社内不需要道路的地区，也存在着神社设施之前的建筑物。据了解，乔博路的存在。这次，通过重新审视这些遗迹的数据，可以清楚地看到，这些工作坊道路，除了后来的拓宽之外，都是按照非常有序的三阶段标准设置的。标准是边沟之间的主路长45尺(16m)，城间路/布马路路长25尺(9m)，小路长20尺(7m)。无论皇宫京都内外的区别和岸信介的理论如何，它们都是根据相同的原理机械地建造的，毫无疑问，藤原京的面积比岸信介想象的要宽广。 。同时，一房的规模也不是4个町，而是16个町，与平城京之后的都城类似。此外，如果一坊=16町，则西五房王子就是京极，京都地区不会向西延伸超过该点。从这些观点以及《律令典》保陵的规定来看，藤原京的面积是一个正方形，四周有十座寺庙，中间有一座神社，独特而独特。因此，藤原京有可能是一座思想先进的都城，是根据《周礼》中理想的中国都城类型而设计的，而不是直接仿照中国实际的都城。思考“工房式都城”在日本的建立和发展历程，其意义再次令人瞩目。