海産由来環状ブロモエーテル化合物の生合成研究

海洋环溴醚化合物的生物合成研究

基本信息

批准号：
07780485
负责人：
石原淳
金额：
$ 0.64万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07780485/
关键词：
環状ブロモエーテル生合成ローラレン

项目摘要

環状ブロモエーテル化合物は、紅藻ソゾ属の海藻から、数多く単離、構造決定されており、現在までに数十種類が知られている。これらの化合物は天然界では容易く合成されているにもかかわらず、人工的な合成は困難を窮めており、生合成反応の化学的解明が求められている。本研究では、このなかで特に注目されているロ-レナン型化合物の生合成反応について検討を行った。ロ-レナン型化合物は、紅藻ウラソゾから単離される8員環ブロモエーテル化合物であり、ロ-レアチン、イソロ-レアチン、ローラレン等が知られている。これらの化合物は、いずれもプレロ-レアチンを前駆体とし、ブロモペルオキシダーゼにより生じた臭素カチオン種と反応することで生合成されていると考えられていたが、実験的な証拠は皆無であった。。そこで、今回、ウラソゾより単離したロ-レアチンを(3E)-および(3Z)-プレロ-レアチンに誘導し、これをNaBr,過酸化水素存在下、ペルオキシダーゼの一種であるLPOにて反応を行った。すると、(3E)-体からはローラレンが得られ、(3Z)-体からはロ-レアチン、イソロ-レアチンが生成した。これらの化合物は全て、天然物のスペクトルデータと一致することで、構造を確認した。本研究によって、3位の幾何異性によって、これらロ-レナン型化合物が作り分けされることが強く示唆され、一連のブロモエーテル化合物の生合成解明に重要な知見を与えたと考えられる。

许多环状溴化物化合物已经从索索属的海藻中分离出来，并已知数十种物种。尽管这些化合物在自然世界中很容易合成，但人工合成很困难，需要对生物合成反应的化学阐明。在这项研究中，我们研究了rolenane型化合物的生物合成反应，这特别引起了人们的注意。 rolenane型化合物是从红藻Urasozo分离的8元溴醚化合物，已知的Isalo-raytin，Isalo-raytin和Lalleren。所有这些化合物都被认为是通过与溴化氧化酶产生的溴阳离子物种反应，没有实验证据。。因此，从Urasozo分离的roleatin被诱导至（3E）和（3Z） - 丙二蛋白，并且在存在NABR和过氧化氢的情况下与LPO（一种类型的过氧化物酶）反应。然后，（3E）体产生了lalleren，而（3z）体产生了loreatin和sielo-raytin。所有这些化合物通过与天然产物的光谱数据匹配来确认。这项研究强烈表明，位置3处的几何异构体产生了这些rolenane化合物，并且被认为在阐明一系列溴化化合物的生物合成时提供了重要的发现。