合成二分子膜中でのシクロファン系人工レセプターと人工酵素の連携

基于环芳的人工受体与人工酶在合成双层膜中的合作

基本信息

批准号：
06855107
负责人：
林田修
金额：
$ 0.58万
依托单位：
Kyushu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

1.N,N',NN'',N'''-テトラアザ[3.3.3.3]パラシクロファンおよびN,N',NN'',N'''-テトラアザ[6.1.6.1]パラシクロファンをD/L-アラニン、D/L-バリン、D/L-ロイシンをそれぞれ導入した架橋子でつなぎあわせた新規「かご」型シクロファンの合成に成功した。2.これらかご型ホストの提供する分子内空間が架橋子部位に導入したアミノ酸残基の絶対配置に応じて、L-アミノ酸の場合にはM-ヘリックスにねじれており、D-アミノ酸残基の場合にはねじれの方向がP-ヘリックスであることを円二色性(CD)スペクトル法および分子力場計算により明かにした。更に、ねじれの程度はアミノ酸残基の嵩高さに依存しており、アラニン、バリン、ロイシンの順に強くねじれることがわかった。2.D-あるいはL-バリンを有するかご型ホストとアニオン性ペプチド脂質からなるハイブリッド型の二分子膜ベシクルが安定に形成されることを高感度示差走査熱量分析法により確認し、さらにホスト分子はベシクル表面近傍に位置することがホストに起因する吸収極大波長の溶媒極性依存性からわかった。3.上記ハイブリッド膜型分子集合体の生体代謝産物であるビリルビンに対する不斉認識能をCDスペクトル法により検討した結果として、かご型ホスト分子が均一水中で発現するエナンチオマー選択的な取り込み能が二分子膜中においても保持されることが明かになり、生体膜レセプターの機能モデルとして開発するうえで非常に有用であることが示された。

1.N,N',NN'',N'''-四氮杂[3.3.3.3]对环芳烷和N,N',NN'',N'''-四氮杂[6.1.6.1]对环芳烷我们成功合成了新型“笼”型环烷，通过交联剂连接 D/L-丙氨酸、D/L-缬氨酸和 D/L-亮氨酸。 2. 这些笼宿主提供的分子内空间在 L-氨基酸的情况下扭曲成 M-螺旋，在 D-氨基酸残基的情况下扭曲成 M-螺旋，具体取决于氨基的绝对构型在这种情况下，通过圆二色性（CD）光谱和分子力场计算表明扭曲方向是P-螺旋。此外，还发现扭曲程度取决于氨基酸残基的体积，丙氨酸、缬氨酸和亮氨酸按该顺序扭曲程度更大。 2.我们通过高灵敏度差示扫描量热法证实，稳定地形成了由含有D-或L-缬氨酸的笼状宿主和阴离子肽脂质组成的混合双层膜囊泡，此外，还发现了该宿主分子从溶剂极性对吸收最大波长的依赖性来看，主体位于囊泡表面附近。 3.通过CD光谱检查上述杂化膜型分子组装体对生物代谢物胆红素的不对称识别能力，结果发现笼形宿主分子的对映体选择性摄取能力以均相形式表达。水是双分子的。研究表明，这种蛋白质甚至保留在膜中，并且它在开发生物膜受体的功能模型方面非常有用。