ウサギ耳介の温熱性皮膚血管収縮の機序

兔耳廓热皮肤血管收缩机制

基本信息

批准号：
06770049
负责人：
櫻田惣太郎
金额：
$ 0.58万
依托单位：
Kanazawa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

末梢部位の皮膚には動静脈吻合が豊富であり,同部では核心温以上の局所温熱負荷に伴い血管が収縮する。この温熱性血管収縮反応(HIVC)の機序としてヒトの指での実験から、局所からの温度入力の増加に起因する中枢を介した反射性血管収縮の関与が推察されている。また、ラットの尾部では、局所温上昇による筋原性血管収縮の関与が示唆されている。しかしそれぞれの要因がHIVCの発現にどの程度関与しているかは明確ではない。本研究ではウサギの耳介で実験を行いその点を明らかにする計画であった。しかしヒトの指でのHIVCに局所の温度効果による筋原性血管収縮が関与するか否かは検討されておらず、それらを明らかにするためまずヒトでの実験を行った。成人男子5名の被験者に環境温35℃、相対湿度40%下で、左手薬指の指根部に局所麻酔薬(0.5%bupivacaine)を注射し指ブロックを行った。対照として左手人差し指に生理食塩水を注射した。指ブロックの効果を確認した後、左手の指を水温を35℃に設定した恒温水槽につけた。人差し指と薬指の血流量をレーザードップラー血流計で測定し、中指の皮膚温と恒温水槽の水温を測定した。血流量が安定した後、水温を35℃から42℃まで15分間で一定の割合にて上昇させた。対照指の血流量は、水温上昇に伴い減少し、水温36℃から38℃付近にかけ加温前に比べ有意に減少した。しかしブロック指では、水温上昇に伴う血流量の変化は認められなかった。指ブロックによりHIVCが消失したことから、ヒトの指のHIVCには、ラットの尾部で報告されているような、血管平滑筋の筋原性収縮の関与は極めて小さく、上位中枢を介する血管収縮反射が機序として重要であると考えられた。現在ウサギ耳介のHIVCに上記2種の機序がどの程度関与しているかについて検討中である。

外围部位的皮肤富含动静脉吻合术，在这部分，由于局部热负荷高于核心温度，血管合同。已经推断出人手指中的实验是该恒温血管收缩反应（HIVC）的机制，其中心介导的反射血管收缩是由于局部温度输入升高而导致的。此外，有人提出，由于局部温度升高，大鼠的尾部肌源性血管收缩涉及。但是，目前尚不清楚HIVC表达的每个因素在多大程度上涉及。在这项研究中，该计划是尝试兔小针娜并澄清这一点。然而，尚未研究人手指中HIVC涉及局部温度效应引起的肌源性血管收缩，为了澄清这些作用，实验首先是在人类中进行的。在35°C的环境温度下，将五名成年受试者注射到左手环的指环根中，并相对湿度为40％，并进行手指块。作为对照，向左手的食指注入了盐水。检查手指块的效果后，将左手的手指放在恒温水族馆中，水温设置为35°C。使用激光多普勒血流量计测量食指和环手指的血流量，并测量中指的皮肤温度和恒温水族馆的水温。血流稳定后，在15分钟内以恒定速率从35°C升至42°C。与加热前相比，对照手指的血流随水温的升高而降低，从36°C到38°C的水温显着降低。但是，用块手指观察到由于水温升高而导致的血流变化。由于HIVC由于手指阻塞而丢失，因此人手指的HIVC在血管平滑肌的肌源性收缩的参与中非常小，正如大鼠尾巴所报道的那样，通过上心的血管收缩反射被认为很重要。目前，我们正在考虑上述两种机制在兔Auricula中与HIVC有关的程度。