東西文明交流においてステップルートが果した役割り

草原路线在东西方文化交流中的作用

• 批准号: 04610251
• 负责人: 山本 忠尚
• 金额: --
• 依托单位: Nara National Research Institute for Cultural Properties
• 依托单位国家: 日本
• 财政年份: 1992
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1992 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-04610251/
• 关键词: 騎馬民族; ステップ; 銅〓

紀元前1千年紀中頃から北方ユーラシアの草原地帯で活躍したスキタイ・サカ・月氏・烏孫等の古典的騎馬民族の文化を代表する遺物として、馬具、武器(アキナケス武短剣・三翼鏃)、動物意匠などが知られている。これらについては既に整理・分析を行なっているので、本研究では、それらの他に、騎馬民族の王墓からほぼ普遍的に出土し、埋葬儀礼と密接に結びつくと考えられている銅〓を取りあげ、その型式分類、製作技法の検討を通じてその変遷を追及、黒海北岸から朝鮮半島に至る広大な地域でどのように伝播・交流したかを明らかにすることに主眼を置いた。その結果、銅〓には黒海沿岸のスキタイ・サウロマタイの領域から南シベリアに分布する西方群と、モンゴル高原から中国東北地方に分布し主として匈奴の所産と思われる東方群に2大別できること、さらに各々には有脚・無脚の2種があることが判明した。また、装飾付把手を持つ特異な一群は東ヨーロッパからカザフスタンにかけて分布し、紀元後の所産であるところからフン族のものである可能性が強い。近年朝鮮半島南端で発見された銅〓はこのうち東方群無脚式で、中国東北地方との関連性が強く、鮮卑族の所産ないしはその影響下にあったものであると考え得る。一方、この種の銅〓には伝統的な中国青銅器との類似性も見出せるので、騎馬民族文化と中国文化が融合した可能性もある。鐙などの馬具にも同様の傾向が見出せるところから、日本の後期古墳時代に見られる騎馬民族的に文化要素は、中国東北地方で発達したものが部分的に伝わった可能性が強い。年度の後半になって交付決定したため、未だ蒐集した資料の分析段階にあり、今後分析を深め、上記の見通しを補強してゆきたい。

代表公元前一世纪中期在欧亚大陆北部草原地区蓬勃发展的斯基泰人、萨卡人、月斯人和乌斯人等古典马术部落文化的文物包括马具、武器（秋刀、三翼箭头）、它以其设计而闻名。由于这些内容已经整理和分析过，本研究还将重点关注铜，铜几乎普遍从马术民族的皇家陵墓中出土，被认为与丧葬仪式密切相关，我们通过考察其演变来研究其演变。类型分类和制造技术，并重点阐明它是如何在从黑海北部海岸到朝鲜半岛的广大地区传播和交换的。结果发现，铜可分为两大类：西部类，分布于黑海沿岸的斯基泰-绍罗马泰克地区至西伯利亚南部；东部类，分布于蒙古族。分布于中国东北高原，被认为主要来自匈奴。事实证明，每个物种都有两种类型：一种有腿，一种无腿。此外，从东欧到哈萨克斯坦也分布着一种带有装饰把手的独特群体，由于它们来自公元后时期，因此很可能属于匈奴人。最近在朝鲜半岛南端发现的铜属于东方族，与中国东北地区有密切关系，可以认为是鲜卑族或受其影响。另一方面，这种铜器也与中国传统青铜器有相似之处，因此马术文化与中国文化融合是可能的。马镫等马具也有类似的趋势，因此日本古坟时代后期的马术部落的文化元素很可能部分是从中国东北地区发展起来的。由于资助是在下半年才决定的，我们目前还处于收集材料的分析阶段，我们想加深分析并强化上述展望。