地域社会の変動と住民の法行動の関連性に関する実証研究

当地社区变迁与居民合法行为关系的实证研究

• 批准号: 02620002
• 负责人: 佐藤 岩夫
• 金额: $ 0.51万
• 依托单位: Fukushima University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1990
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1990 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-02620002/
• 关键词: 地域社会の変動; 市民の法行動; 紛争; 権利観念

本研究においては、地域住民の法的経験を起点にすえ、それを多角的に分析することを通じて、地域社会の変動と住民の法行動との関連性を解明することを試みた。研究の一環として実施した福島県棚倉町における質問票調査の(中間的)とりまとめの結果、以下の点が明らかになった。ー1.調査対象者の経験した法的問題類型としては、近隣紛争が最も多く、ついで自動車事故、契約紛争、行政紛争、家事紛争、その他の順であった。このうち近隣紛争においては、伝統的な紛争のほか、地域の生活構造の変化(伝統的農業地域への宅地的土地利用の浸透など)によって、当該地域における標準的行動様式や先住性の意味などを争点とする紛争の顕在化が見られた。2.調査対象者の紛争解決行動を通じて、紛争解決の伝統的な準拠集団としての地域集団の解体とそれに随伴する公的機関への依存現象が見られた。しかし同時に、とりわけ公的機関が当事者性をもつケ-スにおいては、地域住民の、伝統的な「公」への受動的姿勢がなお根強く残っていることも確認され、地域社会の変動と住民の法行動をめぐる複雑な交錯関係が明らかにされた。3.今回の調査の過程で、調査対象者の「自己の主張の内容」の説明が、なんらかの基準(法、地域の慣習、「常識」など)に焦点を合わせた説明(ル-ル志向型)と、相手との広い意味での社会関係に焦点を合わせた説明(関係志向型)に分岐する現象が見られた。この二つの類型の分岐と他の諸因子との間には現在のところ明確な相関は認められず、この点は、今後の課題である。このことにも関連し、調査対象者においては「権利」の観念がかなり拡散的に使用されており、これらの地域住民の意識構造における「権利」観念の属性についてさらに調査を深める必要がある。なお、上記の調査のほか、今後の比較研究の予備的調査として、他地域において若干のケ-ススタディ的な聞き取り調査をおこなった。

在这项研究中，我们试图通过对当地居民的法律经验进行多方面的分析来阐明当地社区变化以及居民的法律行为的相关性。作为研究的一部分，福岛县田中的问卷调查调查表（中级）摘要揭示了以下几点。 -1作为调查人员经历的法律问题类型，调查的最常见争议是最常见的争议，然后是汽车事故，合同纠纷，行政争端，家务劳动冲突和其他命令。除了传统的争议外，在邻近的争端中，由于当地生活结构的变化（例如，在传统农业地区的渗透率），该地区的标准行为方式和该地区的含义。很明显。 2。通过调查人员的争议解决，将区域集团拆除为传统的符合争议解决方案群体，并出现了伴随的公共机构的现象。然而，与此同时，尤其是，公共机构在传统的“公共”中具有强烈的被动态度，当地社区和居民的波动与法律行为的复杂关系被揭示出来。 。 3。在这项调查的过程中，调查的“自称内容”的解释集中在某些标准上（例如法律，当地习俗，“常识”）。分支到了与另一方广泛关注社会关系的解释（与面向 - 方向相关的）。两种类型的分支机构和其他因素之间没有明显的相关性，这是未来的问题。关于这一点，在调查主题中使用了很多“权利”的思想，并且有必要进一步加深这些地区居民意识结构中“权利”思想的属性。除了上述调查外，我们还在其他领域进行了一些类似KO-SSTADI的调查，作为对比较研究的初步调查。