有機結晶の高い励起状態の動的挙動

有机晶体中高激发态的动态行为

基本信息

批准号：
63540349
负责人：
小谷正博
金额：
$ 1.02万
依托单位：
Gakushuin University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1988
资助国家：
日本
起止时间：
1988 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-63540349/
关键词：
有機結晶光電導励起状態のイオン化固体内の高励起状態

项目摘要

主としてpーターフェニル、アントラセン、フェノチアジンの高純度単結晶について2波長・2段階励起による固体内イオン化(電子・正孔の生成)を研究した。一重項励起子の吸収スペクトル、光イオン化スペクトルを可視域の広い波長範囲にわたって測定し、この2つのスペクトルの比較から「2段階励起によってつくられる高い(5〜7eV)励起状態はすみやかにより低いエネルギーの(最低励起状態ではない)励起状態へと緩和し、そこで自動イオン化する」という描像をより確かなものにした。対象が結晶であることから予想されたことであるが、信頼性のある結果を得るためには偏光特性をきちんと制御する必要があることがこの研究の過程ではっきりした。励起状態の光吸収、光イオン化はともに強い偏光特性をもっている。このことは中間状態が欠陥や不純物にとらえられた励起状態ではなく、結晶の励起子であることを示している。フェノチアジンについては励起子の光イオン化とならんで励起子・励起子衝突によるイオン化が見出された。さきにこの物質で見出されている特異なCT状態がこの励起子である可能性があり、さらに研究を進める価値があるが、この関連については現在まだはっきりしていない。これらの結果の主要部分については王子セミナー「有機半導体40年」の席上、機会を得て発表した。プロシーディングが近く印刷、公表される予定である。

我们主要研究了通过两波长和两阶段的激发，研究了翼苯基，蒽和苯噻嗪的高纯度单晶的固体内电离（电子和孔形成）。在可见范围内的宽波长范围内测量了单线激子的吸收和光电离光谱，并且对这两种光谱的比较使图像更加可靠，即“高（5-7 eV）激发态，由两个激发阶段产生的兴奋阶段很快就会放松到较低的能量（不是最低的激动状态）激动的状态，在那里自动取消了该状态。”这是从受试者是一种晶体的事实中预测的，但是这项研究表明，必须控制适当的极化特性才能获得可靠的结果。激发态中的光吸收和光电离有很强的极化特性。这表明中间状态不是因缺陷或杂质捕获的激发状态，而是晶体的激子。对于势噻嗪，发现激发子激子碰撞引起的电离以及激子的光电离。激子可能是该材料较早发现的单一CT状态，值得进一步研究，但该协会尚不清楚。这些结果的主要部分是在OJI研讨会上的“有机半导体40年”的OJI研讨会上提出的。该过程将很快打印和发布。