動的方言論の研究(英語の史的発達への試み)

动态方言理论研究（英语历史发展的一次尝试）

基本信息

批准号：
63510263
负责人：
小倉美恵子
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Tsurumi Junior College
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1988
资助国家：
日本
起止时间：
1988 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

言語変化についての研究は、William Jonesの1786年の講演に始まり、Jones、Boppなど19世紀初頭の諸学者の研究により言語学が新たな学問として登場した。それ以降、言語学は生物学と密接な関係をもって発達し、Schleicherはダーウィンの進化論の影響を受けて樹状論を提唱した。しかし文化伝播と遺伝子伝播は根本禎に異なっており、遺伝的には親から子へと縦の影響がほとんどであるが、言語はこの他、同輩という横の影響、他の世代という斜めの影響も強く受けている。筆者は数年来、時間と空間の中での言語研究を統合する動的方言論を提唱してきた。本研究では、動的方言論の観点から、1.英語の金母音推移のイングランドでの空間的分布、2.英語史上の言語接触について調査した。1に関しては、データはSurvey English Dialectsに基づき、イングランド311地点における中英語に長母音を持つ181語の発音をコンピュータ化し、言語伝播の波の中心から周辺へと相関係数が高いものから低いものへと変化する様子を三次元グラフィックスで表わした。伝播の波は、人口密度の高に地点を起点として人口移動の経路と一致していることを明らかにした。2に関しては、アングロ・サクソン民族の侵略と定住は原住民の言語が完全に放棄された変化、スカンジナビア人の侵略と定住は人口移動による変化、ノルマン人の征服は文化拡散による変化であることを明らかにした。同時に遺伝子分布に基づく人口移動、文化的・社会的背景との関係を考察し、コンピュータ・グラフィックスで言語の伝播の波と人口移動の波の関係を示した。すでに動的方言論に基づき、印欧諸語の発達、音韻習得、中国語の子音発達について分析を行ったが、今後は音韻変化のみならず、意味変化も動的方言論により分析出来ることを、中国語における漢字の意味変化により明らかにしたい。

对语言变迁的研究始于1786年威廉·琼斯的一次演讲，19世纪初经过琼斯、波普等学者的研究，语言学作为一门新学科出现。此后，语言学与生物学紧密结合发展，施莱歇尔在达尔文进化论的影响下提出了树理论。然而，文化传播和遗传传播有根本的不同；在遗传学中，主要是父母对孩子的垂直影响，但在语言方面，也有来自同龄人的横向影响，也受到其他世代的斜向影响。几年来，我一直倡导动态方言理论，将语言研究融入时间和空间。本研究从动态方言理论的角度，研究了1.英国英语金元音转换的空间分布，2.英语历史上的语言接触。 1、数据是根据英语方言调查，对英格兰311个地点的181个中古英语长元音单词进行计算机化发音，从语言传播波中心到语言传播波中心，从高到低相关系数计算出来的。外围的三维图形描绘了变化。研究表明，传播波与人口移动路线一致，从人口密度高的点开始。关于2，盎格鲁撒克逊人的入侵和定居是土著语言被彻底抛弃的变化，斯堪的纳维亚人的入侵和定居是由于人口流动而发生的变化，而诺曼人的征服则是土著语言被彻底抛弃的变化。由于文化传播而发生的变化。同时，我们考虑了基于遗传分布的人口流动与文化和社会背景之间的关系，并利用计算机图形学来展示语言传播浪潮与人口流动浪潮之间的关系。我们已经根据动态方言理论分析了印欧语系的发展、语音习得和汉语的辅音发展，但我希望我们现在不仅能够分析语音变化，而且能够利用动态方言理论分析语义变化。通过观察中文汉字含义的变化来澄清这一点。