「日常的芸術実践」の社会学的研究：京都出町商店街を基点に

“日常艺术实践”的社会学研究：以京都出町商店街为背景

基本信息

批准号：
22KJ3017
负责人：
有馬恵子
金额：
$ 1.98万
依托单位：
Ritsumeikan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2023
资助国家：
日本
起止时间：
2023-03-08 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度の調査、および過去に実施した調査データの精査と再検討を通じて、研究課題の核の一つとなる商店街の通時的変化およびその具体的現象の把握をめぐる方法論について大きな発見が得られた。具体的には、京都市出町商店街における商店主とテキ屋および新しく参入した路上商人の調査と文献資料をもとに、都市社会学における地域コミュニティ論ないしグローバル化する都市における小規模事業者をめぐる先行研究を批判的に検討した。その成果は論文「京都市出町商店街における路上販売とローカルコミュニティ：絡まり合う敵対性と協働性」としてまとめ、学術雑誌「ソシオロゴス」に投稿し、掲載が決定している（2023年10月発行予定）。また、研究対象地域である出町エリアにおいて断続的に実地調査を実施した。そこでは、とくにテキ屋や路上販売が実施される商店街の路上や、商店街の軒先を利用した焼きいも販売に関して、従来の研究において注目がなされていない諸実践についての観察および聞き取りによる記録が得られた。さらに、近年の都市戦略や地域活性化をめぐる路上販売についての文献研究および対象地以外の実地調査を実施した。具体的には、福岡市における路上販売、北九州市における市場の調査を通じて、京都市出町の事例との比較において注目すべき新たな知見が得られた。日本における商店街の研究は、かねてより一定の研究蓄積がみられる領域であるが、本研究では路上商人というこれまで注目されてこなかった活動領域においても国内外の比較研究を視野に入れたことによって、研究を遂行するための基礎となる土台をつくることができたと考える。

通过今年的调查以及对以往调查数据的仔细审视和复核，对于理解商业街历时变化及其具体现象的方法有了重大发现，这是Ta的核心研究课题之一。具体来说，基于对京都市出町购物区的店主、技术人员和新进入的街头小贩的研究和文献，我们将探讨全球化城市中的城市社会学和小规模企业的当地社区理论。问题。研究结果被总结为论文《京都市出町购物区的街头贩卖与当地社区：相互交织的敌意与合作》，并已提交至学术期刊《Sociologos》发表（10 月出版） 2023）。此外，还在研究对象地区出町地区间歇性地进行了实地调查。在这项研究中，通过观察和采访记录了以前的研究中没有受到关注的各种做法，特别是在纺织品商店和街头销售的购物区街道上以及屋檐下出售烤土豆的记录。购物区已经完成了。此外，我们还对与近期城市战略和区域振兴相关的街头小贩进行了文献研究，并对目标地区以外的地区进行了实地调查。具体来说，通过对福冈市的街头销售和北九州市的市场进行调查，与京都市出町的情况相比，获得了新的、值得注意的发现。日本商店街的研究是一段时间以来积累了一定研究成果的领域，但本研究还考虑了国内外对街头小贩活动区域的比较研究，尚未受到重视到目前为止，我们相信我们能够创建一个基金会，作为开展我们研究的基础。