真核生物の染色体複製における複製フォークの機能とその制御
复制叉在真核染色体复制中的功能和调控
基本信息
- 批准号:17013054
- 负责人:
- 金额:$ 17.66万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
- 财政年份:2005
- 资助国家:日本
- 起止时间:2005 至 2009
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本年度は、複製開始点での分子メカニズムを明らかにする目的で、潜伏感染Epstein-Barr(EB)ウイルスの複製開始点oriPに着目し、そこでのウイルス性複製因子EBNA1と宿主由来複製開始因子ORCとの相互作用について解析を行つた。各因子はバキュロウイルスベクターを用いた発現系により過剰発現させ、組換え体因子を調製した。これらを用いてoriP配列を含むDNAへの結合を解析したところ、EBNA1が存在するとORCのDNA結合が安定化することが明らかとなった。さらにグロマチン免疫沈降法により結合領域を調べたところ、EBNA1存在下でORCはoriP近傍に優先的に結合することが分かった。以上の結果から、oriP配列に結合したEBNA1は直接的な相互作用によってORCをoriPヘリクルートすることが示された。この結果は、これまで長い間不明であったEBNA1の複製開始における役割を初めて具体的に示すものとして重要である。さらに、EBNA1のドメイン解析も進め、DNAが無い条件下でもORCと相互作用できるEBNA1の領域を同定した。一方、EBNA1はRNA結合活性を有することが知られており、また今回同定したORC結合領域もRNA結合活性を有することが判明した。さらに、これまでの解析からRNAがORCとEBNA1との相互作用を強める効果がある可能性が示され、また、RNAがORCのDNA結合を阻害するのに対し、EBM1を加えることによってそのRNAによる阻害効果が減少することが示された。以上のことは、oriPにおける複製開始ステップにRNAが関与することを示唆し、RNAを介した新たな複製開始調節機構が明らかになる可能性を示している。
今年,为了阐明复制起点的分子机制,我们重点研究了潜伏感染的EB病毒的复制起点oriP,以及病毒复制因子EBNA1和宿主源性复制起始因子ORC。我们分析了之间的相互作用。使用杆状病毒载体的表达系统过表达各因子,并制备重组因子。使用这些来分析与含有 oriP 序列的 DNA 的结合,我们发现 EBNA1 的存在稳定了 ORC 与 DNA 的结合。此外,我们通过球蛋白免疫沉淀研究了结合区域,发现在 EBNA1 存在的情况下,ORC 优先结合到 oriP 附近。这些结果表明,EBNA1 与 oriP 序列结合,通过直接相互作用将 ORC 募集到 oriP。这一结果很重要,因为它是首次具体证明 EBNA1 在复制启动中的作用,而这一作用长期以来一直未知。此外,我们对 EBNA1 进行了结构域分析,并鉴定了 EBNA1 的一个区域,即使在没有 DNA 的情况下也可以与 ORC 相互作用。另一方面,已知EBNA1具有RNA结合活性,此次鉴定的ORC结合区域也被发现具有RNA结合活性。此外,之前的分析表明RNA可能具有加强ORC和EBNA1之间相互作用的作用,而RNA虽然抑制ORC的DNA结合,但添加EBM1表明抑制作用减弱。以上提示RNA参与oriP的复制起始步骤,并提示可能揭示一种新的RNA介导的复制起始调控机制。
项目成果
期刊论文数量(6)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Accumulation of FFA-1, the Xenopus homolog of Werner helicase, and DNA polymeraseδ on chromatin in tesponse to replication arrset
FFA-1、Werner 解旋酶的爪蟾同源物和 DNA 聚合酶 δ 在染色质上的积累,对复制序列作出反应
- DOI:
- 发表时间:2006
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Koike K;Moriya K.;Koike K;小池和彦;Shou Waga;Noriko Sasakawa
- 通讯作者:Noriko Sasakawa
Denovo assembly of genuine replication forks on an immobilized circnlar plasmld in Xenopus egg extracts
在爪蟾卵提取物中的固定化环状质粒上从头组装真正的复制叉
- DOI:
- 发表时间:2006
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Koike K;Moriya K.;Koike K;小池和彦;Shou Waga;Noriko Sasakawa;Akiko Zembutsu
- 通讯作者:Akiko Zembutsu
EBNA1 regulates ORC binding to oriP plasmids in vitro
EBNA1 在体外调节 ORC 与 oriP 质粒的结合
- DOI:
- 发表时间:2007
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Koike K;Moriya K.;Koike K;小池和彦;Shou Waga;Noriko Sasakawa;Akiko Zembutsu;Shou Waga;和賀 祥
- 通讯作者:和賀 祥
細胞核の分子生物学-クロマチン・染色体・核構造-(水野重樹編)
细胞核的分子生物学 - 染色质、染色体、核结构 - (水野茂树编辑)
- DOI:
- 发表时间:2005
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Koike K;Moriya K.;Koike K;小池和彦;Shou Waga;Noriko Sasakawa;Akiko Zembutsu;Shou Waga;和賀 祥;和賀 祥(分担執筆)
- 通讯作者:和賀 祥(分担執筆)
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山本伸一郎
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