少子化および外国人労働をめぐる経済理論的・計量的研究

少子化和外国劳动力的经济理论与定量研究

• 批准号: 12123102
• 负责人: 斎藤 修
• 金额: $ 58.24万
• 依托单位: Hitotsubashi University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
• 财政年份: 2000
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2000 至 2004
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-12123102/
• 关键词: 少子化; 子育て費用; ネットワーク効果; 保育サービス; 外国人労働; 高齢者雇用; 若年雇用; 出生率; 保育所; 民営化; 中高年者の雇用維持; 非婚化; 積立方式; 経済成長; 家族政策; 労働力率; 賃金フラット化; 職務給; 成果主義; 公的年金; 資産の代替関係; 晩婚化; 定年の引き上げ; 少結婚化; 賃金プロファイルのフラット化; 高齢化; 移民; 人口; 女性労働

本年度における主要な研究成果は次のとおりである。1.子供の養育費用が増大すると、総じて子供の数は減少することが実証的に明らかになった。子供の養育費用を減少させるような政策が少子化対策として有効である。2.子育て費用にはネットワーク効果がある。子供数が多いほど子供1人あたりの子育て費用は低い。少子化対策としてはネットワーク機能を向上させるような取組みが必要である。3.保育における規制の緩和は日本では大幅に立ち遅れている。さらに保育においては官業による民業の圧迫も顕著であり、民間参入も進まず、競争原理が働かない。結果として待機児童を解消するだけの供給拡大も見込めず、問題は放置されている。4.日本では異なる世代間で限られた就業機会を奪いあっており、若年者は相対的に不利な立場にある。5.賃金制度を変更するさいには、20歳代に関するかぎり、あまり大きな賃金変動がないように年功的部分を残しておく方が少子化対策として整合的である。他方、40歳代や50歳代については年功成分を減らし、能力主義的な賃金とする方がむしろベターである。6.国内労働者の限界教育訓練費用と外国人労働者の賃金(言語教育や社会的統合の費用を含む)の大小によって外国人労働の質と量が決まる。7.日本の外国人労働は安価な労働力として必要なときに必要な量だけ使用される型が多い。いわば「外国人の労働者の使い捨て」だ。このような労務管理方式は長期的に日本の経済社会に「負の遺産」を残すだろう。

今年的主要研究成果如下。 1、经验表明，随着养育子女成本的增加，子女数量总体上减少。作为应对少子化的对策，降低育儿成本的政策是有效的。 2. 儿童保育费用存在网络效应。孩子越多，抚养每个孩子的成本就越低。作为少子化的对策，需要采取改善网络功能的措施。 3. 日本在放松对儿童保育的管制方面远远落后。此外，在儿童保育领域，公共部门对私营部门的压力很大，私营部门参与缓慢，竞争原则不起作用。因此，供应量不可能扩大到足以消除等候名单上的儿童数量，而且这个问题也一直没有得到解决。 4、在日本，不同代际之间相互竞争有限的就业机会，年轻人处于相对不利的地位。 5、在改变工资制度时，对于20多岁的人来说，作为应对少子化的对策，保留工龄成分会比较一致，避免工资出现太大的变化。另一方面，对于40多岁、50多岁的人来说，最好减少工龄成分，按功定薪。 6. 外籍劳动力的质量和数量取决于国内工人的边际教育和培训成本以及外籍工人的工资（包括语言教育和社会融入成本）。 7. 日本的外国劳动力经常在需要时和需要数量时被用作廉价劳动力。换句话说，他们是“一次性的外劳”。这种劳动管理制度长期会给日本经济社会留下“负面遗产”。

项目成果

都留 康: "生産システムの革新と進化"日本評論社. 238 (2001)

Yasushi Tsuru：“生产系统的创新和演变”Nippon Hyoronsha 238 (2001)。

Information Contents of Inflation Indexed Bond Prices

通胀指数债券价格的信息内容

• 发表时间: 2004
• 期刊: Bank of Japan Monetary and Economic Studies 22(3)
• 作者: Higuchi Yoshio;Kitamura Yukinobu
• 通讯作者: Kitamura Yukinobu

依光正哲(編): "国際化する日本の労働市場"東洋経済新報社. 248 (2003)

赖光正典（编辑）：“日本的国际化劳动力市场” Toyo Keizai Inc. 248 (2003)

The Consortium Standard and Patent Pools

联盟标准和专利池

• 发表时间: 2004
• 期刊: 経済研究 55巻4号
• 作者: Sadao Nagaoka;Reiko Aoki
• 通讯作者: Reiko Aoki

Oyama, Masako: "Income Distribution and Multiple Equilibria"Hitotsubashi Journal of Economics. 41(1)(forthcoming). (2003)

小山雅子：“收入分配与多重均衡”一桥经济学杂志。