細胞表層機能多糖の構造精密設計

细胞表面功能多糖的精准结构设计

基本信息

批准号：
03236220
负责人：
小林一清
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Nagoya University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1991
资助国家：
日本
起止时间：
1991 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

糖質高分子合成化学の観点から、構造の明確な多糖導体を精密化学合成し、糖鎖の特異的な精密構造認識機能の解明に役立てることを目指している。有機化学や重合化学の理論と、糖質化学や生物化学の手法とを活用して次の成果を得た。(1)アンヒドロ糖誘導体の開環重合を経由して3ーデオキシー3ーフルオロー(1→6)ーαーDーグルコピラナンを合成した。低分子の糖質にフッ素原子を置換することによって特異な生理活性や薬理活性が発現することや、フッ素を置換した合成高分子材料が高性能化および高機能化されることはよく知られている。しかし、今回合成したようなデオキシフッ素化した明確な構造をもつ多糖はいままで全く報告例がない。抗体や酵素への取り込みの解析のためにモデル物質として特異な機能を発揮するのではないかと考えている。(2)アシアロ糖タンパク質レセプタ-を経由する肝細胞の興味ある組織形成挙動を見出した。(3)クラスタ-型糖鎖をもつ2種類の糖鎖高分子を合成した。(4)酵素合成法を組み合わせて3種類の糖鎖結合ビニルモノマ-を合成した。糖質加水分解酵素を用いて糖鎖交換反応を行って糖鎖を伸長させる研究が、最近やっと可能となってきたが、それを高分子物質の合成に適用した例はほとんどないので、この分野を先導する研究である。これらの機能多糖には、糖鎖が認識信号として濃密に組み込まれている。低分子物質とは異なった特有の動的精密構造認識を発現し、新しい生理・薬理活性物質や生体機能材料の創出につながることを期待したい。

从碳水化合物聚合物合成化学的角度来看，该公司旨在精确合成具有清晰结构的多糖导体，并有助于阐明糖链的特定精确结构识别功能。通过利用有机化学理论和聚合化学理论以及碳水化合物化学和生物学化学方法来实现以下结果。（1）3-脱氧-3-氟（1→6）-α-D-葡萄吡喃烷通过酸酐衍生物的环环聚合合成。众所周知，可以通过用少量碳水化合物代替氟原子来表达特定的生理和药理活性，并且可以改善具有氟取代的合成聚合物材料的性能和功能。但是，没有关于本文合成的多糖的报道，具有明确的脱氧结构。我们认为，它将作为模型物质执行独特的功能，以分析抗体和酶的摄取。（2）我们发现肝细胞通过亚乳糖蛋白受体的组织形成了有趣的组织。（3）合成了两种具有簇糖链的糖链聚合物。（4）通过结合酶合成来合成三种类型的聚糖结合乙烯基单体。最近对使用碳水化合物水解酶扩展糖链的研究已成为可能，但是很少有使用它来合成聚合物物质的例子，因此这是一项领导该领域的研究。这些功能性多糖具有强烈的糖链作为识别信号。我们希望它将产生与小分子物质不同的独特动态，精确的结构识别，从而导致创建新的生理和药理活性物质和生物功能官能材料。