自主防災市民組織の防災能力の計測に関する研究

民间防灾自愿组织防灾能力测度研究

• 批准号: 01601505
• 负责人: 石見 利勝
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: University of Tsukuba
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
• 财政年份: 1989
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1989 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-01601505/
• 关键词: 防災市民組織; 初期消火; 災害情報; ボランティア; 防災訓練

本研究では,昭和62年度、昭和63年度の研究成果をふまえて,自主防災市民組織の防災能力の維持,向上方策を提言することを目的として調査分析を行った。また,たまたまロマ・プリ-タ地震におけるボランティア活動のデ-タが入取できたので,我が国の防災市民組織との比較分析を追加し,以下のような結論と提言を得た。(1)防災市民組織の防災能力の地域比較と能力向上要因の描出昨年度までの研究において,防災市民組織の初期消火能力を判定するモデルを開発したが,それを23区及び多摩地区の全ての防災市民組織に適用し,いかなる地域差があるかを見ることにより,その能力向上の要因を分析した結果,23区の場合は,装備は高いにも拘らず参集の遅れが消火能力を弱めている事,しかもその参集力は,在宅率よりは,初期の火災覚知力の弱さ,すなわち,情報収集体制の欠如にあること,多摩地区の場合は,結成率も低く,装備力そのものがまだ不充分で,かつ水利も低いなど,ハ-ド面の充実が不可欠であることが明らかとなった。(2)市民の災害情報収集能力の向上方策上記の結果をふまえ市民の地震直後における出火を含めた被害情報収集能力を向上させるため板橋二丁目町会の防災市民組織を対象として情報収集実験を行った。その結果,情報収集能力向上のためには,口頭伝達ではなく地図を媒体とする筆記伝達によるべき事,その為に地図認識訓練が基本となる事,割り当て区域をできるだけ小さく分割し,短時間で報告させる事,地区や被害の呼称を統一するべきことなど,市民による早くて正確な情報収集のあり方について重要な提言が得られた。(3)米国ボランティア組織との比較(ロマ・プリ-タ地震より)赤十字を中心とするボランティア活動と比較した結果,ごく少数の活動的ボランティアによるリ-ダシップの有無が決定的な差となった。

本研究根据1988年和1988年的研究成果进行了调查分析，旨在提出保持和提高公民防灾自愿组织防灾能力的措施。另外，由于我恰好能够获得洛马普列塔地震期间志愿者活动的数据，所以我补充了与日本防灾公民组织的比较分析，并得出了以下结论和建议。 （1）防灾民间组织防灾能力的地区比较和能力提升因素的划分 在去年的研究中，我们开发了一个判断防灾民间组织初始消防能力的模型，并将其应用于防灾中。我们分析了提高公民组织能力的因素，并考虑了地区差异，发现在 23 个区的情况下，尽管装备水平很高，但集结人员的延迟正在削弱他们的灭火能力，而且集结能力的原因在于对火灾的早期意识薄弱，即缺乏信息收集系统，而不是信息收集系统。就多摩地区而言，形成率较低，设备本身仍然不足，可用水量较低，这表明必须改善硬方面。 （2）提高公民收集灾害信息能力的措施 根据上述结果，为了提高公民收集地震发生后火灾等受灾信息的能力，我们开展了以防灾为目的的信息收集实验。板桥二丁目自治会的市民组织去了。因此，为了提高信息收集能力，应使用地图进行书面交流，而不是口头交流，地图识别训练是其基础，并尽可能小、快速地划分分配的区域。公民应快速准确地收集信息，例如要求人们报告并统一地区名称和损害名称。 （3）与美国志愿者组织（洛马普列塔地震）的比较 与以红十字会为中心的志愿者活动进行比较，决定性的区别在于极少数活跃志愿者的领导力。

项目成果

梶秀樹: "災害被害情報の安全避難への効果" 都市計画論文集. 24. 73-78 (1989)

梶秀树：“灾害损失信息对安全疏散的影响”《城市规划论文》24. 73-78 (1989)。

石見利勝,梶秀樹: "防災市民組織の情報収集能力決定要因の分析" 都市計画論文集. 25. (1990)

岩见利胜、梶英树：“防灾公民组织信息收集能力的决定因素分析”城市规划论文25。（1990）