PD-L1/PD-1シグナルによる口腔扁平上皮癌の浸潤・転移機構への関与

PD-L1/PD-1信号参与口腔鳞癌侵袭转移机制

• 批准号: 16H07063
• 负责人: 丸瀬 靖之
• 金额: $ 1.91万
• 依托单位: Kyushu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
• 财政年份: 2016
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2016-08-26 至 2018-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-16H07063/
• 关键词: 口腔扁平上皮癌; PD-1; PD-L1; 浸潤; 転移; 抗免疫チェックポイント分子抗体療法; program cell death 1; 口腔扁平上皮癌 (OSCC)

本研究では、口腔扁平上皮癌(OSCC) における抗免疫チェックポイント分子PD-L1/PD-1 の発現と臨床病理学的所見との関連を検索するとともに、PD-1からPD-L1 へのシグナルを介した OSCC 細胞の増殖、遊走および浸潤に関わる分子機構の解明を目的としている。われわれはこれまでOSCC浸潤先端部腫瘍細胞での PD-L1 発現亢進、および周囲炎症性細胞における PD-1 高発現を認める患者群では低発現群と比較して、頸部リンパ節転移や遠隔転移が有意に多く、予後が不良であることも明らかにし、頸部リンパ節転移の有無に関してはOSCC 生検標本におけるPD-L1/PD-1 の高発現が独立した危険因子として抽出された。in vitroでは6 種類の OSCC 細胞に recombinant human PD-1 (rhPD-1) を作用させたところ、PD-L1 高発現株において rhPD-1 濃度依存的に細胞増殖率の上昇が認められ、PD-1 から PD-L1 へのシグナル伝達により OSCC の増殖が促進されることを明らかにした。また、PD-L1 高発現株に rhPD-1 を作用させたところ、rhPD-1 濃度依存的に細胞遊走能・浸潤能の亢進が認められ、PD-1 から PD-L1 へのシグナル伝達により OSCC の遊走・浸潤が促進されることを明らかにした。PD-1 から PD-L1 へのシグナル伝達による OSCC の細胞遊走能・浸潤能の亢進の詳細な分子メカニズムに関して詳細はわかっておらず、さらなる詳細な解析が必要であると推察される。そのため、本研究期間内にはOSCC細胞株培養上清中のPD-1をELIZAによって測定、PD－L1高発現株において、PD-1をオートクラインに発現している可能性を明らかにした。

在这项研究中，我们将搜索口服扁平皮肤癌（OSCC）中抗pic蛋白的表达与PD-L1/PD-1之间的指数与临床病理学发现之间的指数，而PD-1的信号与PD-的信号L1。到目前为止，我们已经在OSCC浸润肿瘤细胞中增加了PD-L1的表达，并且与低价组相比，外周炎症细胞中的PD-1高表达，宫颈淋巴结过渡和远处过渡。显然，预后很差，并且在OSCC活检中提取了PD-L1/PD-1的高表达，作为存在宫颈淋巴结转移的独立危险因素。在体外，重组人PD-1（RHPD-1）作用于六种类型的OSCC细胞。另外，当RHPD-1作用于PD-L1高剂量菌株时，RHPD-1浓度取决于细胞播放能力和掺假的增加，以及从PD-1到PD-L1的信号传播到OSCC已经揭示了戏剧和渗透。尚不清楚通过信号PD-1向PD-1发出信号的OSCC细胞玩乐能力和浸润能力的详细分子机制的细节，并且假定需要进一步的详细分析。因此，在这一研究期间，澄清说，OSCC细胞库存培养上级中的PD-1是通过Eliza测量的，PD-L1高表达菌株可以表达自动klein中的PD-1。

项目成果

Clinicopathological evaluation of preoperative chemoradiotherapy with S-1 for locally advanced oral squamous cell carcinoma.

S-1术前放化疗治疗局部晚期口腔鳞状细胞癌的临床病理学评价。

• 发表时间: 2016
• 期刊: Oncol Lett.
• 作者: Shintaro Kawano;Yanqun Zheng;Kazunari Oobu;Ryota Matsubara;Yuichi Goto;Toru Chikui;Tadamasa Yoshitake;Tamotsu Kiyoshima;Teppei Jinno;Yasuyuki Maruse;Eiji Mitate;Ryoji Kitamura;Hideaki Tanaka;Takeshi Toyoshima;Tsuyoshi Sugiura;Seiji Nakamura
• 通讯作者: Seiji Nakamura

Critical roles of Wnt5a-Ror2 signaling in aggressiveness of tongue squamous cell carcinoma and production of matrix metalloprotease-2 via ΔNp63β-mediated epithelial-mesenchymal transition.

Wnt5a-Ror2 信号传导在舌鳞状细胞癌侵袭性和通过 ΔNp63β 介导的上皮间质转化产生基质金属蛋白酶 2 中的关键作用。

• 发表时间: 2017
• 期刊: Oral Oncol.
• 作者: Taiki Sakamoto;Shintaro Kawano;Ryota Matsubara;Yuichi Goto;Teppei Jinno;Yasuyuki Maruse;Naoki Kaneko;Yuma Hashiguchi;Taichi Hattori;Shoichi Tanaka;Ryoji Kitamura;Tamotsu Kiyoshima;Seiji Nakamura.
• 通讯作者: Seiji Nakamura.

舌下腺に生じた多形腺腫の1例と文献的考察

舌下腺多形性腺瘤一例并文献复习

• 发表时间: 2016
• 期刊: 日本口腔内科学会雑誌
• 作者: 金子直樹;松原良太;川野真太郎;見立英史;神野哲平;丸瀬靖之;坂本泰基;橋口有真;清島 保; 中村誠司
• 通讯作者: 中村誠司

口腔扁平上皮癌におけるkallikrein related peptidase 6の発現と機能に関する研究、上皮-間葉転換におけるΔNp63との関わりについて

激肽释放酶相关肽酶6在口腔鳞癌中的表达、功能及其与上皮间质转化中ΔNp63的关系研究

• 发表时间: 2017
• 作者: 金子直樹;川野真太郎;松原良太;後藤 雄一;神野哲平;丸瀬 靖之;坂本泰基;橋口有真;松村万由;服部多市;田中秀明;大部 一成;中村誠司
• 通讯作者: 中村誠司