境界法を用いた読みの研究

边界法阅读研究

基本信息

批准号：
06801013
负责人：
苧阪直行
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-06801013/
关键词：
読み読書眼球運動

项目摘要

日本語テキストの読みの過程を境界法を用いて実験的に検討した。読みは高速の眼球の移動を伴うかなり自動化された視覚情報処理過程を含んでいるが、読みの眼球制御がテキストのどの成分によって行われているかは不明である。本研究では、テキストの漢字と仮名の成分の周辺視による前処理が読みを制御しているのではないかとの仮説のもとに、これを実験的に検討した。境界法は眼球運動をリアルタイムで自己回帰的にフィードバックさせて読みの有効視野を制限する移動窓法(Osaka & Oda,1994参照)を発展させたもので、眼球の移動開始時に読みの方向に展開した有効視野の境界部位のテキストなどの文字を入れ替える方法である。この方法によって(1)読みの有効視野が読みの方向に向かって広く展開し、凝視点に対して非対称構造になっていること、および(2)テキストの意味的情報が有効視野の境界部分ですでに抽出されていることが明らかになった。とくに、テキストの漢字部分と平仮名部分のセグメンテーションは周辺視野で行われていることが分かった。これは、漢字(高周波成分)と仮名(低周波成分)がもつ空間周波数成分の特徴分析がすでに周辺視野で行われていることを示唆している。読みの眼球のサッケード運動の移動距離の計算手掛かりが有効視野境界領域のテキスト情報や文脈情報がによって予め決定されているということは、読みにおける眼球制御がかなりの程度の自動的な計算過程をその背景にもつことを示唆している。

使用边界法对阅读日语文本的过程进行了实验研究。阅读涉及高度自动化的视觉信息处理过程，涉及快速眼球运动，但尚不清楚文本的哪些组成部分为阅读提供眼睛控制。在这项研究中，我们假设通过周边视觉对文本的汉字和假名部分进行预处理可以控制阅读，并且我们对此进行了实验研究。边界法是移动窗口法（参见Osaka & Oda，1994）的发展，它通过实时自回归反馈眼球运动来限制阅读的有效视野，这种方法用边界处的文本等字符来代替。有效视野。该方法表明：（1）有效视野在阅读方向上广泛扩展，并且相对于注视点具有不对称结构；（2）文本的语义信息位于阅读有效视野的边界处。很明显它已被提取。特别是，我们发现文本的汉字和平假名部分的分割是使用余光进行的。这表明汉字（高频成分）和假名（低频成分）的空间频率成分的特征分析已经在周边视野中进行。计算阅读期间眼睛扫视运动行进距离的线索是由有效视野边界区域中的文本和上下文信息预先确定的，这一事实意味着阅读期间的眼睛控制涉及相当程度的自动计算过程。也是有背景的东西。