神経細胞の新しい分化マーカーとしての糖脂質の同定

鉴定糖脂作为神经元分化的新标志物

基本信息

批准号：
06680598
负责人：
田井直
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Tokyo Metropolitan Organization for Medical Research
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

神経細胞における糖脂質の特異的発現を検索するために、ラット小脳(生下時)由来の初代培養細胞を我々が開発した一連の抗糖脂質特異モノクローナル抗体を用いて解析した。ニューロンでは顆粒細胞が抗GD1b抗体と強く、抗GD3抗体と弱く反応したが、その他の抗体とはまったく反応しなかった。この抗GD1b抗体の反応性はシアリダーゼ処理により消失した。しかし、シアリダーゼ処理細胞は、抗GM1抗体と強く反応した。顆粒細胞はコレラ毒素(GM1結合蛋白質)やテタヌス毒素(GT1b結合蛋白質)とも強く反応した。上記結果は顆粒細胞に発現される主要なガングリオシドはGD1bであることを示唆した。従来、ニューロン特異ガングリオシドとしてコレラ毒素やポリクローナル抗体を用いた研究によりGM1が報告されてきたが、我々の結果はまったく異なる。ある種の小型神経細胞は抗GD2抗体と強く反応したが、コレラ毒素やテタヌス毒素とも強く反応した。この神経細胞は未同定であり今後の検討を要する。プルキンエ細胞は抗O-Ac-ジシアロガングリオシド抗体と強く反応したが、その他の抗体とはまったく反応しなかった。この細胞をアンモニア蒸気で処理すると反応性が消失すること、およびシアリダーゼ消化後の糖鎖の骨格がnLc4Cerであること等より、このガングリオシドはO-Ac-DL1と結論された。グリアではアストロサイトにGM4,GD3,Gb4Cer,Gb5Cerが、オリゴデンドロサイトにGalCer,SM4sが特異的に発現されていることが判明した。さらに、これら細胞は、各々、抗GFAP抗体と抗MBP抗体と特異的に反応することを免疫二重染色法にて確認した。GalCerはオリゴデンドロサイトのマーカーとして広く利用されているので、上記結果は、各糖脂質は神経細胞の有用な分化マーカーになる可能性を示す。

为了搜索神经细胞中糖的特定表达，我们使用一系列抗脂质特异性单克隆抗体分析了源自大鼠小脑（出生）的第一个代代培养细胞。在神经元中，颗粒细胞作为抗-GD1B抗体强烈，抗-gd3抗体弱，但根本不反应其他抗体。该抗-GD1B抗体的反应性因cialidase丢失。然而，西里地酶处理细胞与抗-GM1抗体强烈反应。颗粒细胞也对霍乱毒素（GM1结合蛋白）和破伤风毒素（GT1B组合蛋白）做出了强烈反应。上述结果表明，在颗粒细胞中表达的主要神经苷是GD1b。以前，研究使用胆碱毒素和多克隆抗体作为神经元特异性枪支物质的研究已经报道了GM1，但我们的结果完全不同。一些小神经细胞与抗-GD2抗体反应强烈，但也与霍乱毒素和破伤风毒素反应强烈。这些神经细胞未识别，需要将来的检查。普金胆碱细胞与抗O-AC-Zesiargan Grioside抗体强烈反应，但根本没有反应其他抗体。这种神经节苷脂以O-AC-DL1的形式得出，这是因为当细胞用氨蒸汽加工细胞时，消除了反应性，并且消化了剪力酶后糖链的骨骼。在大风中，GM4，GD3，GB4Cer，星形胶质细胞的GB5Cer和Galcer，SM4在寡头站点上特别可见。此外，免疫双染色方法在免疫双重直达方法中得到了证实，这些细胞在抗-GFAP抗体和抗-MBP抗体之间特异性反应。 Galcer被广泛用作寡聚位点标记，因此上述结果表明，每种糖脂质将是神经细胞的有用分化标记的可能性。