社会的合意の形成と発展-ゲーム理論的分析

社会共识的形成与发展——博弈论分析

基本信息

批准号：
05630007
负责人：
岡田章
金额：
$ 0.45万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1993
资助国家：
日本
起止时间：
1993 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

現代の経済社会において経済主体(個人、企業組織および国家など)の間の相互依存関係はますます複雑で多様なものとなっている。その結果、利害の対立や競争が激しくなる一方、主体間での協調協力関係の可能性も大きく拡大している。本研究では、自己の目的を追及する経済主体間でいかにして自発的な交渉によって協力関係実現の合意が形成されるか、さらに、このような社会的合意いかに発展していくかをゲーム理論の方法論を用いて分析した。具体的な研究成果は、次のとおりである。(1)経済主体間の交渉における合意形成過程を分析するために、提携形成と利得分配に関する提案、応答、再提案が繰り返される交渉の動学プロセスの非協力ゲームモデルを提示した。(2)交渉ゲームの非協力均衡点の性質を解明した。非協力均衡点は、プレイヤーの利得の均衡条件と提案する提携の最適性の条件によって規定され、プレイヤーが提案する提携の組合わせが非協力均衡点の構造の本質的な決定要因であることがわかった。(3)プレイヤーの将来利得に対する割引率が1より小さいとき、優加法性を満たすゲームでは交渉の合意の遅れはない。プレイヤー全員の提携が形成される効率的な交渉結果が実現するための必要十分条件は、ゲームの平均き、合意される利得分配は均等分配となり、均等分配はゲームのコアに属する。ささらに、プレイヤーの部分提携均衡点の存在も明らかにした。

在现代经济和社会背景下，经济参与者（例如个人，公司组织和州）之间的相互依存关系变得越来越复杂和多样化。结果，利益冲突和竞争已经变得猛烈，但是实体之间合作的可能性也大大增加了。在这项研究中，我们分析了寻求自己目标的经济参与者之间的自愿谈判导致有关合作实现的协议，以及使用游戏理论方法论如何发展此类社会协议。具体的研究结果如下：（1）分析经济参与者之间谈判中的共识过程，我们提出了谈判动态过程的非合作游戏模型，其中建议，回应和重新提出与伙伴关系形成和利润分布有关。（2）我们已经阐明了谈判游戏中非合作平衡点的性质。非合作平衡点是由球员增益的平衡条件和提议的伙伴关系的最优性定义的，并且发现玩家提出的合作伙伴关系的组合是非合件平衡点结构的重要决定因素。（3）当玩家未来收益的折现率小于1时，在满足游戏附加性质的游戏中，谈判协议就不会延迟。实现有效的谈判结果的必要条件，所有参与者都是合作伙伴在游戏中平均，并且商定的利润分配是平等的分布，并且平等分布属于游戏的核心。此外，已经揭示了玩家的部分伙伴关系平衡点的存在。