第一線裁判官の役割認識に関する法社会学的研究

一线法官角色认知的法律社会学研究

基本信息

批准号：
03451070
负责人：
宮澤節生
金额：
$ 2.11万
依托单位：
Kobe University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
财政年份：
1991
资助国家：
日本
起止时间：
1991 至 1992
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-03451070/
关键词：
裁判所裁判官最高裁事務総局司法行政

项目摘要

1.2年計画の調査である本研究の、今年度の予定の中心は、下記のとおりであった。 (1)前年度に行った元裁判官に対する面接のテープ起こし、パソコン入力を継続する。 (2)面接内容のパソコン入力が終了するつど、当該元裁判官の経験、経歴、判決傾向との対応関係を検討する。2.調査の実績は下記のとおりである。 (1)元裁判官に対する面接調査のテープ起こし作業を継続したが、作業自体のほか、研究代表者と対象者の双方による校閲に予想外の時間を要したため、上記(1)の作業を完了して上記(2)の分析に進むことができなかった。 (2)しかし、面接調査自体から知ることができた断片的な知見は、そのつど雑誌論文で活用した。 (3)さらに、これらの論文を契機として、現職裁判官に調査を拡大することができた。最高裁事務総局当局者を除けば、司法行政に関して現職裁判官が発言することは稀であって、これ自体、大きな成果といいうる。その成果の一部は、ただちに雑誌論文で公表した。3.したがって、結論を報告する段階ではない。しかし、予備的報告としては、下記の知見を記しておきたい。 (1)裁判の現状に対する評価の如何を問わず、国家機構としての裁判所の存在意義や、司法権と立法権・行政権との関係の在り方といった根本的問題について定見を有する裁判官は、きわめて少ないと思われる。 (2)よりミクロな制度改革論議との関係では、裁判を、他の紛争処理機構と目的を共有するものととらえて処理の非公式性・迅速性を重視する立場と、権利保護という独自の目的をもつものと考えて判決を重視する立場との違いが、明らかに認められた。したがって、裁判所内部の政策決定過程の解明が、将来の研究課題となる。

今年的研究工作为期1.2年，主要工作计划如下。（一）继续转录上一年对前任法官的采访录音并输入电脑。（2）访谈内容输入计算机后，检查与前任法官的经验、背景和量刑趋势的对应关系。 2.调查结果如下。（1）虽然我们继续转录前任法官的采访录音，但这项工作本身以及主要研究者和受试者的校对都需要意想不到的时间，因此我们完成了上述（1）中的工作因此，无法继续进行上述（2）中的分析。 (2)然而，从访谈本身获得的零碎知识却被运用到了期刊文章中。 (3)此外，以这些论文为契机，我们能够将我们的研究范围扩大到现任法官。除最高法院行政办公室官员外，现任法官很少对司法行政发声，这本身就可以说是一项重大成就。一些结果立即发表在期刊文章中。 3. 因此，现在还不到得出结论的阶段。然而，作为一份初步报告，我想指出以下调查结果。（一）无论对司法现状的评价如何，对法院作为国家机构存在的意义以及司法权、立法权、行政权之间的关系等基本问题有固定看法的法官，好像很少。（2）对于更微观层面的制度改革争论，法院有两种观点，一种观点是与其他纠纷解决机制有着相同的目标，强调过程的非正式性和速度，另一种观点则强调权利保护的独特性。人们清楚地认识到，认为判断有目的和更强调判断的立场是不同的。因此，阐明法院内部的决策过程将是未来的研究课题。