イネの窒素利用効率の向上に向けて-秋田63号の高い窒素利用効率の要因解析-

提高水稻氮素利用效率 - 秋田63号氮肥高利用效率因素分析 -

• 批准号: 18658025
• 负责人: 前 忠彦
• 金额: $ 2.18万
• 依托单位: Tohoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2006
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2006 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18658025/
• 关键词: イネ; 大粒品種; 秋田63号; FACE; 窒素生産効率; 多収; 高CO2; シンク容量; 多収穫; 窒素利用効率; 収穫物指数

我々は先に、イネ大粒品種・秋田63号が9.8t/haの超多収性を示すことを圃場試験で実証すると共にその超多収要因の解析を行い、秋田63号が、(1)単位吸収窒素量当たりのシンク容量が従来品種に比べ格段と大きいこと、(2)光合成産物の籾への転流効率に優れていること、(3)単位吸収窒素量当たりの玄米生産効率に優れること等を明らかにしてきた。今年度は、秋田63号の単位吸収窒素量当たりの収穫物容量が大きいことおよび乾物の籾への転流効率に優れているとの品種特性が、将来に予想される高CO環境条件下では収量増に対し優位に働き、更なる高収量が期待されると想定し、それを実証することを目的とした。栽培は、岩手県・雫石のFACE実験圃場で行なった。対照品種にあきたこまちを選び、施肥水準は標準施肥区と無窒素区の2区を設け、それぞれ3連で行なった。その結果、秋田63号の収量は、あきたこまちに対し普通大気条件では、施肥区で1,19倍、無窒素区で1.25倍の収量を示した。高CO2条件下での秋田63号の収量は、あきたこまちに対しさらに高くなり、施肥区で1,25倍、無施肥区で1.37倍の収量となった。以上より、秋田63号の収量は、あきたこまちに較べふつう大気CO2条件、高CO2条件のいずれの条件下においても、窒素栄養レベルによらず多収性が発揮され、高CO2条件下では普通CO2条件下よりさらに増収となることが示された。これらの結果は、「単位吸収窒素量当たりのシンク容量の拡大は、高CO2環境下でのイネの収量性の増大に大きく寄与する」ことを示すものである。

We have previously demonstrated in field testing that the large rice variety Akita No. 63 exhibits extremely high yields of 9.8 t/ha, and analyzed the factors behind this, and have revealed that Akita No. 63 has (1) a much larger sink capacity per unit absorbed nitrogen amount compared to conventional varieties, (2) excellent efficiency in commutating photosynthetic products into rice paddies, and (3) excellent efficiency in producing brown rice per单位吸收氮量。今年，我们的目的是证明63号秋田的多样性特征，每单位的收获能力很大，吸收了氮的量和良好的干物质换向水稻的效率，将在未来预期的高CO环境条件下具有优于增加产量的优势，而且预期的收益率更高。该耕种是在伊瓦特县Shizukuishi的一个面孔实验领域进行的。选择Akitakomachi作为对照品种，并设置了两个肥料水平：标准肥料和无氮领土，每种肥料三倍。结果，在正常空气条件下，无氮面积的63号秋田的产量高1,19倍，无氮面积的产量高1,25倍。在高二氧化碳条件下的63号秋田的产量甚至高于Akitakomachi的产量，受精区域的产量为1,25倍，是受精区域的产量的1.37倍。从以上表明，在大气二氧化碳和高二氧化碳条件下，第63号秋田的产量比Akitakomachi更丰富，无论氮营养水平如何，并且在高二氧化碳条件下，在正常二氧化碳条件下的产量甚至更高。这些结果表明，“在高二氧化碳环境中，每单位吸收的氮的下水道容量增加对大米产量的增加显着贡献。”

项目成果

イネ生産性の生理生化学・栄養生理学[4]一窒素を中心に-3.超他宗と窒素栄養-大粒イネ秋田63号を例に-

水稻生产力的生理生化与营养生理学[4]聚焦单氮——3.超异质性与氮营养——以大粒米秋田63号为例——

• 发表时间: 2008
• 期刊: 農業および園芸 83(3)
• 作者: Valadier M.-H;他9名;前 忠彦
• 通讯作者: 前 忠彦

Increased Rubisco Content in Transgenic Rice Transformed with "Sense" rbcS Gene

用“正义”rbcS 基因转化的转基因水稻中 Rubisco 含量增加

• 发表时间: 2007
• 期刊: Plant Cell Physiol. 48(印刷中)
• 作者: Suzuki;Y.
• 通讯作者: Y.

Rubiscolytics: fate of Rubisco after its enzymatic function in a cell is terminated

• DOI: 10.1093/jxb/erm242
• 发表时间: 2008-05-01
• 期刊: JOURNAL OF EXPERIMENTAL BOTANY
• 影响因子: 6.9
• 作者: Feller, Urs;Anders, Iwona;Mae, Tadahiko
• 通讯作者: Mae, Tadahiko

A large-grain rice cultivar, Akita 63, exhibits high yields with high physiological N-use efficiency

• DOI: 10.1016/j.fcr.2005.10.003
• 发表时间: 2006-06-01
• 期刊: FIELD CROPS RESEARCH
• 影响因子: 5.8
• 作者: Mae, T;Inaba, A;Makino, A
• 通讯作者: Makino, A

超多収性と高い窒素生産効率を併せ持つ大粒イネ"秋田63号"の特性解析

兼具超高产量和高氮肥效率的大粒稻“秋田63号”特性分析

• 发表时间: 2007
• 作者: Mae;T.;前 忠彦
• 通讯作者: 前 忠彦