磁気マイクロビーズを用いた胃癌腹膜播腫治療法の開発

磁微珠治疗胃癌腹膜播散方法的开发

• 批准号: 16659353
• 负责人: 甲斐崎 祥一
• 金额: $ 2.05万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-16659353/
• 关键词: MKN45; Dynabeads; パルス磁気刺激

磁性ビーズとパルス磁気刺激を用いた新しい標的細胞破砕法を、胃癌細胞株MKN45用いて検討した。磁性ビーズとして、Dynabeads Pan Mouse IgG(直径4.5±0.2μm)とDynabeads Protein G(直径2.8±0.2μm)を用いた。抗CEA抗体と磁性ビーズを結合させた後に、MKN45と抗CEA抗体-磁性ビーズの複合体を抗原抗体反応により結合させた。細胞・磁性ビーズ複合体を分離し、チューブに懸濁、チューブの底に永久磁石を置くことにより細胞-磁性ビーズ複合体を凝集させた。パルス磁気刺激用の円形コイルの中心にチューブを置き刺激、5秒おきに20回の刺激を行い、細胞の生存率を計測した。走査型電子顕微鏡による形態の変化もあわせて観察した。パルス磁気刺激を受けた細胞生存率はコントロール群と比較し有意に減少した(コントロール群:刺激群;99%:55.7±13.4%(Pan Mouse IgG)、99%:63.9±13.3%)。また、走査電子顕微鏡では、ビーズが細胞膜を貫通したり、細胞膜を引きちぎることにより細胞傷害をもたらしていることが観察された。次にNKN45をマウスの腹腔内に投与、3日後に同様の抗CEA抗体付きDynabeads液を腹腔内に注入、腹部より毎日磁気刺激を行い、In vivoでの効果を検討した。21日後の腹膜播種結節の個数、大きさには有意な差は認められず、腹部からの磁気刺激が有効に働いていなかった可能性が推測された。しかし、vitroの結果を踏まえ、腹腔内のがん細胞に対するパルス磁気刺激の方法に改良を加えることにより、新しい腹膜播種治療法に応用できる可能性が示唆された。

使用胃癌细胞系 MKN45 研究了一种使用磁珠和脉冲磁刺激的新型靶向细胞破碎方法。使用Dynabeads Pan Mouse IgG（直径4.5±0.2 μm）和Dynabeads Protein G（直径2.8±0.2 μm）作为磁珠。抗CEA抗体与磁珠结合后，MKN45与抗CEA抗体-磁珠复合物通过抗原抗体反应结合。将细胞-磁珠复合物分离，悬浮在管中，并将永磁体放置在管底部以使细胞-磁珠复合物聚集。将管子置于圆形线圈的中心进行脉冲磁刺激，每5秒刺激20次以测量细胞存活率。还使用扫描电子显微镜观察形态变化。脉冲磁刺激后的细胞存活率与对照组相比显着降低（对照组：刺激组；99%：55.7±13.4%（Pan Mouse IgG），99%：63.9±13.3%）。此外，扫描电子显微镜显示珠子通过穿透或撕裂细胞膜造成细胞损伤。接下来，将NKN45腹腔注射给小鼠，3天后，腹腔注射含有相同抗CEA抗体的Dynabeads溶液，每天从腹部进行磁刺激以检查其体内效果。 21 天后，腹膜播散结节的数量或大小没有观察到显着差异，这表明腹部磁刺激可能无效。然而，基于体外结果，提出通过改进脉冲磁刺激腹膜内癌细胞的方法，可以将其应用于新的腹膜播散治疗方法。