文化遺産概念の体系化のための基礎的研究-その国際的衝突と無形化の動きを見すえて

文化遗产概念系统化的基础研究——考虑到其国际冲突和非物质运动

• 批准号: 16653004
• 负责人: 河野 俊行
• 金额: $ 1.73万
• 依托单位: Kyushu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2004
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2004 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-16653004/
• 关键词: 無形文化遺産; 無形文化遺産保護条約; 世界遺産条約; 無形的側面; 作業指針; ユネスコ; 代表的リスト; コミュニティー; 専門家会合; 有形遺産; 戦時; 条約; 無形遺産条約; 石の文化; バイエルン州の言語・風俗; オーバーアマガウ; 少数言語; 受難劇

平成18年度は、最後の締めくくりの年であるという以上に、本研究にとってきわめて重要な年であった。本研究は無形文化遺産と国際法の問題を取り扱うことを主たる研究課題としているが、その中核となる無形文化遺産条約が30力国以上の批准によって2005年に発効したことを受けて、第1回締約総会、第1回政府間会合が平成18年度中に開催された。本研究最後の年度であったが、今後の研究も見越してこれらの動きの詳細をフォローした。これと並んで、有形遺産の無形的側面にも着目して研究を進めた。とりわけ近時の世界遺産条約の実務でも大きい問題となっている景観保全の問題をとりあげた。これは文化遺産自体の保全の問題ではなく、周辺地区の保全をとおした文化遺産のもつコンテクストの保全であり、文化的景観の保全につながる無形的側面だからである。具体的には、原爆ドーム周辺のバッファゾーン内に建設された高層アパートの事例研究とケルン大聖堂(ドイツ)の危機遺産登録問題の比較研究、および福山市靹の浦の架橋問題とドレスデン・エルベ渓谷(ドイツ)における架橋計画と危機遺産リスト登録問題の比較研究を行った。世界遺産条約におけるバッファゾーンの問題を法的に検討することが必要であることが明らかとなり、現在それを主たるテーマとする論文を執筆中である。これは世界遺産条約における作業指針の法的位置づけ、その遡及効、モニタリング実務の基準という観点をカバーする予定である。

2006 财年对于这项研究来说是极其重要的一年，不仅因为它是最后一年，而且因为它是最后一年。本研究的主要研究课题是处理非物质文化遗产和国际法问题。缔约方大会和第一次政府间会议于2006财年举行。尽管这是这项研究的最后一年，但我们还是跟进了这些进展的细节，以期待未来的研究。与此同时，研究也集中在有形遗产的非物质方面。特别是，景观保护问题已成为近期《世界遗产公约》实践中的一个主要问题。这不是保护文化遗产本身的问题，而是通过保护周边地区来保护文化遗产的文脉，这是一个无形的方面，从而导致文化景观的保护。具体而言，我们将对原子弹爆炸圆顶周围缓冲区内的高层公寓楼进行案例研究，对德国科隆大教堂被登记为濒危遗产问题进行比较研究，并进行研究对福山市八之浦和德累斯顿易北河的桥梁问题进行了比较研究（德国）的桥梁建设项目和列入危险遗产名录的问题。很明显，有必要在《世界遗产公约》中从法律上考虑缓冲区问题，我目前正在写一篇以此为主题的论文。这将涵盖《世界遗产公约》下《准则》的法律地位、其追溯效力以及监测实践标准。

项目成果

戦時下の文化財保護に関する国際法と条約

关于战时保护文化财产的国际法和条约

• 发表时间: 2005
• 期刊: 人類の歴史を護れ:戦中・戦後における文化遺産の保護と国際協力 19回
• 作者: Henck;Nicholas;松本英実;安西眞;安西眞;葛西康徳;葛西康徳;湖中 真哉;湖中 真哉;湖中 真哉;湖中 真哉;湖中 真哉;湖中 真哉;湖中 真哉;湖中 真哉;河野俊行
• 通讯作者: 河野俊行