スポーツ場面における情報志向性と経験・行動との関係に関する心理学的研究

运动情境中信息取向与体验/行为关系的心理学研究

• 批准号: 10780031
• 负责人: 杉山 佳生
• 金额: $ 0.32万
• 依托单位: National Institute of Fitness and Sports in Kanoya
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1998
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1998 至 1999
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-10780031/
• 关键词: 情報志向性; 情報志向スタイル; スポーツ経験; スポーツ行動; スポーツ心理学

本研究の目的は、スポーツ競技場面における様々な情報に対する各個人の志向性(情報志向性)の様相、及び、その情報志向性がスポーツ経験・行動とどのように関係しているのかを明らかにすることであった。今年度(平成11年度)は、情報志向性尺度を完成させるとともに、この尺度より導き出される情報志向スタイルと他の個人変数との関係を分析して、情報志向性がスポーツ経験や個人特性によりどのように規定されているのか、また、どのようなスポーツ行動に影響を及ぼしているのかを検討した。情報志向性尺度の作成については、因子分析により「相手選手」「自分」「外界」などの因子を抽出し、9下位尺度から構成される尺度を完成させた。続いて、各個人の情報志向スタイルの規定因を明らかにするために、種目経験や、注意スタイル、心理的競技能力などの特性との関係を分析した。その結果、最も多く経験したスポーツ種目が個人種目であるか集団種目であるか、あるいは、球技種目であるかそうでないかによって情報志向スタイルが異なっていること、また、注意スタイルや心理的競技能力の各下位尺度が、それぞれ、異なる情報志向スタイルと関連していることが明らかになった。これらの結果より、情報志向性は特定の経験や個人特性に規定されていることが示唆された。一方、情報志向性がスポーツ行動にどのように影響を及ぼしているのかを検討するために、攻撃-守備志向性、及び、スポーツ競技社会的スキルとの関係を分析した。その結果、情報志向スタイルと攻撃-守備志向との関係は認められなかったが、スポーツ競技社会的スキルとの関係については、社会的スキルの各下位因子が特定の情報志向スタイルと結びついていることが明らかになり、情報志向スタイルの違いがスポーツ競技場面での社会的行動の違いを生み出している可能性が示唆された。

这项研究的目的是阐明体育环境中各种信息的个人方向（信息取向）的各个方面，以及该信息取向与体育经验和行为的关系。今年（1999财年），我们完成了面向信息的量表，并分析了从该量表和其他单个变量中得出的面向信息的样式之间的关系，并研究了如何通过体育经验和个人特征定义了面向信息的指导，以及影响哪些影响的体育行为。关于信息导向量表的创建，使用因子分析提取了诸如“对立运动员”，“自我”和“外部世界”之类的因素，并完成了由九个子量表组成的量表。接下来，为了阐明定义每个人面向信息的风格的因素，我们分析了事件，注意力风格和心理竞争能力之间的关系。结果表明，以信息为导向的样式取决于最有经验的运动是个人还是团体活动，或者是没有球，以及每个注意力风格和心理竞争能力的每个子量表都与不同的以信息为导向的风格有关。这些结果表明，信息取向是由特定的经验和个人特征定义的。另一方面，为了研究信息取向如何影响运动行为，我们分析了进攻性防御定向与运动社交技能之间的关系。结果表明，以信息为导向的风格和进攻性防御性方向之间没有关系，但据透露，体育比赛中的社交技能之间的关系与特定的面向信息的风格有关，这表明面向信息的样式的差异可能会导致社交体育竞争情况的社交行为差异。