現代イギリス演劇(livewriting)における異文化の表象-現代英小説との比較

当代英国戏剧（现场写作）中不同文化的表现——与当代英国小说的比较

• 批准号: 09710337
• 负责人: 大藪 加奈
• 金额: $ 1.54万
• 依托单位: Kanazawa University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1997
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1997 至 1998
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-09710337/
• 关键词: エスニック・マイノリティー; 現代イギリス演劇; 現代イギリス小説

今回の研究は、イギリスの現代演劇の中で、エスニック・マイノリティーの文化がどのように表現されているかということを、同じようなテーマを持つ現代イギリス(英語)小説と比較するものであった。今年度はまず、昨年入手した資料、情報などをもとにして、過去十年間のイギリスにおけるマイノリティー文学を探索できるようなデータ・ベース作りを目指した。その作業の過程で明らかになってきたのは、アジア系作家、演出家の活躍である。80年代にはヨーロッパの古典演劇をアジアのセッティングに移して演じるJatinda VermaのTara Artsのようなアジアの表現の仕方が商業ベースで成功をおさめたが、90年代に入ってからは、翻訳的なものでなく、イギリスのアジア移民社会そのものを扱う作品が増えていることがわかった。その場合、東西文化の狭間に身を置く者の葛藤を主題として扱っている作品が多い。人種差別や偏見とのたたかいというよりも、移民社会の中に存在する、アイデンティティーの問題、ジェンダーの問題、そして、宗教の問題を、小説よりはコメディー・タッチで描いている。特に、宗教は、移民社会においては、生活規範として、アイデンティティーの拠り所として、他民族の移民との連帯感(特にイスラム教の場合)を強める上で、精神面にとどまらない役割を担っており、現代イギリスの(若者)。文化やジェンダーとの関わりからも、無視できない存在として描かれている。このような文学作品における宗教の扱われ方は、これからも注目され得る分野であろう。昨年度および本年度、手に入った作品を参照して傾向を確かめた後、本年度は、Hanif Kureishiの作品を重点的に研究した。彼の作品においても、宗教は大きなテーマであるといえる。大藪は、作品における「沈黙」の表現や、「沈黙」と「ことば」の関係に興味を持っているので、Kureishiの作品中、「沈黙」に準ずる存在として重要な位置を占めている「音楽」の扱われ方に焦点をあて、彼の小説と演劇における、宗教と若者文化の関係を比較考察した。(平成10年度 紀要論文)また、カルテュラル・スタディーの理論を復習讐、検討する過程で、Pierre Bourdieuの考え方が、このような分野を考察する上で有効であると思われたので、現在Bourdieuの考え方が、具体的に、どう利用できるか、考察中である。

本研究的目的是比较当代英国戏剧与具有相似主题的当代英国小说中少数民族文化的表达方式。今年，我们的首要目标是根据去年获得的材料和信息，创建一个数据库，让我们能够探索过去十年英国的少数民族文学。在这部作品的制作过程中，亚洲编剧和导演的成功已经显而易见。在 20 世纪 80 年代，亚洲的表现形式，例如 Jatinda Verma 的 Tara Arts 将古典欧洲戏剧翻译成亚洲背景，取得了商业上的成功，但在 90 年代，基于翻译的作品越来越多，涉及到英国亚裔移民社会本身，而不是其他事物。在这种情况下，许多作品都以东西方文化之间的冲突为主题。它不是反对种族主义和偏见的斗争，而是描绘了移民社会中存在的身份、性别和宗教问题，带有喜剧色彩，而不是一部小说。特别是，宗教在移民社会中发挥着超越精神的作用，作为生活水平、身份来源，并加强与其他种族移民（尤其是穆斯林）的团结感。 ，（年轻人）在现代英国。由于与文化和性别的关系，他们被描述为不可忽视的存在。此类文学作品中对待宗教的方式是一个将继续引起关注的领域。通过参考去年和今年的作品来了解趋势，今年我们将研究重点放在了哈尼夫·库雷什的作品上。宗教可以说是他作品中的一大主题。大薮感兴趣的是作品中“沉默”的表达，以及“沉默”与“文字”的关系，因此在黑石的作品中，“音乐”作为一种相当于存在的存在占据着重要的地位。 “沉默。”我关注了作者的小说和戏剧的处理方式，并比较了他的小说和戏剧中宗教与青年文化的关系。 （公告论文，1998）另外，在回顾和检验文化研究理论的过程中，我发现皮埃尔·布迪厄的思想在考虑这些领域时是有效的，所以我目前正在考虑如何利用布迪厄的思想。具体使用。

项目成果

大藪 加奈: "Writing and Identity in Timothy Mo's The Redundancy of Courage" 言語文化論叢. 2. 131-158 (1998)

Kana Oyabu：“莫蒂莫西的《勇气的冗余》中的写作和身份”《语言与文化评论》2. 131-158 (1998)。

大藪加奈: "A Note on the treatment of music in Hanif Kureishi's the Black Album" 言語文化論叢. 3. (1999)

Kana Oyabu：“关于哈尼夫·库雷什的《黑色专辑》中音乐处理的注释”语言文化系列3。（1999）。