小中学校のインクルーシブ体育の課題分析及び課題解決のための事例集の作成

中小学全纳体育教育相关问题分析及问题解决案例集

基本信息

批准号：
20910024
负责人：
松浦孝明
金额：
$ 0.25万
依托单位：
University of Tsukuba
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份：
2008
资助国家：
日本
起止时间：
2008 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20910024/
关键词：
インクルーシブ体育通常学級支援体育授業

项目摘要

[目的]本研究では地域の通常学級で体育授業担当教員が障害児の在籍する体育授業をどのように展開し(インクルーシブ体育),どのようなことを指導上の課題として捉えているかを整理するとともに,指導場面における課題整理のマニュアルと適切な指導や配慮についての事例集を試作することを目的とした。[結果等]都内23区から任意に抽出した小学校400校の教員を対象に実施したアンケート調査の結果(有効回答175、回収率43.8%)から、以下のことが明らかになった。回答者した小学校教員の約70%が通常学級の体育授業で障害児を指導した経験を有していた。その内45%が肢体不自由児の指導経験があり、その他の障害では知的障害児と発達障害児の指導経験であった。指導にあたっては、障害の状態に応じてルール、道具、距離の変更や特別な役割を考えるなどの配慮がなされていることが明らかとなった。これらの教員の9割以上が障害児の指導に難しさを感じ、特に障害状態の把握、障害に応じた配慮や工夫の仕方、評価の仕方を課題として挙げていた。これらの課題に対する解決方法として、特別支援学校の体育教員への教育相談や支援を期待する回答が多く(93%)、特別支援学校が蓄積した教科指導に関する知見が必要とされていることが示唆された。課題整理マニュアルは、授業参加において児童生徒の実態のとらえ方と目標設定の仕方をA4用紙1枚で作成した。指導や配慮についての事例集は、陸上競技、水泳、球技(サッカー、ポートボール)、表現運動、マット運動、縄跳びなどの内容について作成した。これらのマニュアルと事例集は今年度実施した小学校体育授業の支援活動において活用した。おおむね、授業担当の教員から有効との評価を受けたが、ケースよって修正が必要な部分があり、今後の課題が明らかにされた。

【目的】本研究探讨当地普通班体育课教师如何开展残疾儿童体育课（包容性体育）以及他们认为哪些问题是教学问题。用于组织教学情境中的问题的原型手册以及关于适当教学和考虑的案例研究集合。 [结果等] 对东京都23个区中随机抽取的400所小学的教师进行的问卷调查（有效答复175份，答复率为43.8%）的结果如下。大约 70% 的受访小学教师有在普通班级教授残疾儿童体育课的经验。其中，45%有教学身体残疾儿童的经验，对于其他残疾，有教学智力障碍和发育障碍儿童的经验。很明显，考虑了指导，例如改变规则、设备和距离，并根据个人的残疾状况考虑特殊角色。其中90%以上的教师认为教育残疾儿童有困难，并特别提到了了解残疾状况、如何采取措施和巧妙应对残疾、如何评估等方面的挑战。为了解决这些问题，许多受访者（93％）希望得到特殊学校体育教师的教育咨询和支持，这表明需要特殊学校积累的学科教学知识。作业手册是在一张A4纸上制作的，解释了上课时如何了解学生的实际情况以及如何设定目标。针对田径、游泳、球类运动（足球、左舷球）、表达性练习、垫上练习和跳绳等主题创建了指导和考虑的案例研究。这些手册和案例研究被用于今年开展的小学体育课的支持活动。虽然负责班级的讲师普遍认为该方案有效，但根据具体情况，仍有一些需要修改的地方，并确定了未来的问题。