宝巻文学と中国女性文化との関わりについての研究

凤卷文学与中国女性文化的关系研究

• 批准号: 20903013
• 负责人: 辻 リン
• 金额: $ 0.31万
• 依托单位: Waseda University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2008
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2008 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20903013/
• 关键词: 宝巻文学; 宣巻; 中国女性文化

宝巻は、中国における唱導文学の典型的なものでありながら、時代を経るにつれ世俗性・娯楽性が濃くなっている。また、宗教、教化と民間信仰、庶民文芸の性格を併せ持つ語り物であるため、中国の庶民文芸史、通俗文学史、民衆宗教史、民衆精神史などの研究において重要な史料となっている。これまでの研究は、主に資料の蒐集と整理に力が注がれ、宝巻の書誌学的研究とその背景となる宗教的研究が中心であって、宝巻文学の担い手や享受者、宝巻の上演形態や状況については、ほとんど注目されていなかった。本研究では、宝巻発展史において、従来「沈衰期」とみなされてきた時期を切り口として、宝巻文学と女性文化との関わりを明らかにすることを試みてきた。平成20年度は、前年度に引き続き主に古籍流通学の視点から、語り物芸能の一種である宝巻がいかに継承されていたのか、その内容がいかなるものか、という問題について、特に宝巻を受容し継承する文化活動の担い手としての女性に着目し考察した。これまでの書誌学的考証に加え「宣巻」という名称を考察した。従来「宝巻の唱本を宣講する」としか理解されなかった「宣巻」を、口承文芸の視点から分析を加え、非文字的な流布による創作の実態を解明した。「宣巻」は単なる宝巻テキストを宣唱する行為のみならず、聴衆を引きつけるため、その好みに合わせて、宣講者(尼僧)による即座の創作もあったことが明らかになった。宝巻は、文字によるテキストそのものが存在しなくても、宣唱されていわば口承文芸の一種として存在し流布していたことを検証した。

呼牧是中国吟诵文学的典型，但随着时间的推移，它变得更加世俗化和娱乐化。另外，由于它是一个兼具宗教、教化、民间信仰、通俗文学特征的故事，因此成为研究中国通俗文学史、通俗文学、通俗宗教、通俗精神史的重要史料。历史。迄今为止的研究主要集中在资料的收集和整理上，并集中于对凤卷文献的书目研究和背后的宗教研究，而很少关注凤卷的表演形式或背景。在本研究中，我们试图阐明凤卷文学与女性文化之间的关系，重点关注传统上被认为是凤卷发展史上的“衰落时期”的时期。继去年之后，2008年，我们主要从古籍流通的角度，重点关注了“凤卷”这种说书艺术的传承方式和内容是什么。向世界传递文化活动的承载者。除了之前的参考文献分析之外，我们还考虑了“Senmaki”这个名字。通过从口头文学的角度分析之前仅被理解为“宝卷宣读的宣卷”的“宣卷”，我们揭示了其通过非书面传播产生的现实。很明显，“仙卷”不仅仅是宣扬宝卷文本的行为，也是仙姑（尼姑）为了吸引观众并迎合他们的口味而即兴创作的。经证实，尽管书面文本本身并不存在，但《凤卷》确实存在并作为一种口头文学形式传播。

项目成果

明清之際的"念巻"和浙東女性的娯楽、信仰

明清“回忆”赫哲族、浙东族妇女的消遣与信仰

• 发表时间: 2008
• 作者: 澤田英輔;他5名;金宥?;一丸禎子;富原カンナ;辻リン
• 通讯作者: 辻リン