資本ストックの地域間配分と所得の収束

资本存量的区域配置和收入趋同

基本信息

批准号：
10730004
负责人：
塩路悦朗
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Yokohama National University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至 1999
项目状态：
已结题

项目摘要

この期間にあげた最大の成果は社会資本と経済成長の関係に関する研究であった。このテーマに関してすでに4本の論文を公刊済みないしは公刊予定である。このうち吉川・大瀧編の書物に掲載された論文では、日本の都道府県のパネル・データを用いて社会資本を含んだ所得収束のモデルを推定し、社会資本が一人あたり所得に与える長期的な効果を数量的に明らかにすることに成功した。『エコノミア』掲載論文ではその枠組みを拡張し、「修正LSDV」と呼ばれる新しい手法を応用している。これらの推定結果をもとに『ESP』掲載論文では、今後においてもまだ社会資本の蓄積が日本の経済成長に貢献しうることを示してる。『エコノミツク・リサーチ』掲載論文では、社会資本の生産性効果に重要な非線形性があることを明らかにしている。これら4本のほか、もう1本の論文を完成済みである。この論文は日米における社会資本の役割が実は非常に似通っていることを明らかにするものであり、すでに4ヶ所で研究報告を行った。これは現在国際的な学術誌に投稿中である。またこの関連で現在2つのプロジェクトが進行中である。一つは社会資本が人口移動にどのような影響を及ぼすかに関する研究である。もう一つは人口移勤と民間資本移動の相互依存関係に関する実証研究である。その一方では近年のクロス・カントリー・データを用いた経済成長の実証分析に関する文献を研究し、サーベイ論文としてまとめた。これは今年中に『フィナンシャル・レビュー』に掲載予定である。また一方では日本の金融政策に関する時系裂分析について、2本の論文を完成させた。一つはJournal of the Japanese and International Economiesに掲載予定である。もう一つはR.Anton Braun氏(国際大学)との共同研究であり、近々国際的な学術誌に投稿する予定である。このほか、ヨーロッパ通貨統合に関する論文を完成させ、近々国際的な学術誌に投稿する予定である。

在此期间，我取得的最大成就是研究社会资本与经济增长之间的关系。已经发表或计划在此主题上发表四篇论文。其中，吉川和宅男编辑的一本书发表的一篇论文使用了日本各行的小组数据，以估算包括社会资本在内的收入收益模型，并成功地定量阐明了社会资本对人均收入的长期影响。发表在“经济学”上的论文扩展了该框架，并应用了一种称为“修改的LSDV”的新技术。根据这些估计，ESP中发表的论文表明，社会资本的积累仍然可以促进日本未来的经济增长。经济研究发表的一篇论文表明，社会资本的生产力影响有重要的非线性。除这四本书外，另一篇论文已经完成。本文显示，社会资本在日本和美国的作用实际上非常相似，并且已经在四个地点进行了研究报告。目前，这已发布在国际学术期刊上。此外，目前正在进行两个项目。一种是研究社会资本如何影响人口运动的研究。另一个是一项关于人口迁移与私人资本迁移之间相互依存关系的实证研究。另一方面，我们研究了近年来使用越野数据对经济增长的经验分析的文献，并将其作为调查文件进行了编译。这将在今年晚些时候发表在财务评论中。另一方面，他完成了两篇有关日本货币政策的时间分析分析的论文。日本和国际经济学杂志将有一个。另一个是与R. Anton Braun（国际大学）的合作，计划很快发布在国际学术期刊上。此外，他已经完成了一篇有关欧洲货币一体化的论文，并计划很快将其提交给国际学术期刊。