音声における韻律的特徴の聴取能力測定を目的としたテスト開発のための基礎研究

开发旨在测量语音韵律特征听力能力的测试的基础研究

基本信息

批准号：
10710073
负责人：
内田照久
金额：
$ 1.47万
依托单位：
National Center Test for University Admissions
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1998
资助国家：
日本
起止时间：
1998 至 1999
项目状态：
已结题

项目摘要

平成10-11年度にわたり、音声の韻律的特徴の聴取能力測定を目指した基礎研究を行った。研究期間中は、音声の発話速度が、聞き手の主観的ピッチ感、および話者の性格印象に与える影響について、重点的に研究した。(1)音声の発話速度が主観的ピッチ感に与える影響Exp.1ではPICOLA方式で話速を制御した音声刺激に対して、評定尺度法によって主観的ピッチ感と発話速度感の測定を行った。その結果、発話速度が速くなると、ピッチはより高く認知されることが見出された。Exp.2では異なる3種類の話速変換方式で操作した刺激を用いて実験を行い、Exp.1と同様の結果を得た。Exp.3では、STRAIGHT方式で音声の基本周波数を直接操作し、その主観的ピッチ感を測定した。その評定値を媒介変数に、発話速度が主観的ピッチ感に及ぼすバイアス量を推定した。この実験結果について、平成11年9月の日本心理学会で発表を行った。(2)音声の発話速度が話者の性格印象に与える影響次に、韻律的特徴である発話速度が、話者の性格印象に与える影響を検討した。話速変換した音声刺激に対し、性格の5因子論に基づいた評価項目を用いて測定をした。その結果、聞き手は発話速度が異なる音声に対して、内的で独立した印象評価を行っていることが見出された。すなわち、速い発話では協調性の性格印象評定が低下し、一方、ゆっくりとした発話では外向性、経験への開放性、誠実性の評価が低減する傾向が見出された。この結果については、平成11年8月の日本教育心理学会で発表した。(3)音声の発話速度の制御が主観的ピッチ感および話者の性格印象に与える影響上記の(1)と(2)の研究成果をまとめ、日本音響学会の学会誌に投稿し、採択された。現在、印刷中である。

1998年至1998年，我们进行了旨在测量语音韵律特征的听力能力的基础研究。在研究期间，我们重点关注语速对听者主观音高感和说话者个性印象的影响。 (1)语速对主观音调感知的影响在实验1中，使用PICOLA方法控制语速的语音刺激的评级量表方法测量主观音调感知和语速感知。结果发现，语速越快，感知到的音调就越高。在实验2中，我们使用三种不同语速转换方法操纵的刺激进行了实验，得到了与实验1相同的结果。在实验3中，我们使用STRAIGHT方法直接操纵声音的基频并测量其主观音高感。使用评级作为中介变量，我们估计了语速对主观音调感知的偏差程度。该实验的结果在1999年9月的日本心理学会会议上公布。 (2)语速对说话者个性印象的影响接下来，我们研究了作为韵律特征的语速对说话者个性印象的影响。使用基于人格五因素理论的评价项目来测量语速转换后的言语刺激。结果发现，听众会在内部独立地评估他们对不同语速的声音的印象。换句话说，研究发现，快速说话往往会降低宜人性的人格印象评分，而缓慢说话往往会降低外向性、经验开放性和责任心的评分。这些结果于 1999 年 8 月在日本教育心理学会发表。 (3)控制语速对主观音高感知和说话人性格Ta印象的影响。目前正在印刷中。