幼児期における人間関係形成と家族の社会関係資本の構築

幼儿期人际关系的形成和家庭社会资本的建设

基本信息

批准号：
19K02094
负责人：
石川由香里
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Rissho University (2022)Kwassui Women's College (2019-2021)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度は、2021年に長崎市内の保育所並びに幼保連携型認定こども園計14か所の協力を得て実施した、保護者を対象とした調査データを分析し、論文化した。その結果、子どもの幼少期における母親の社会関係資本形成において、コロナ禍の影響は、やはりパンデミック後に入園したと想定される第１子が２歳児未満の子どもを持つケースに対し、非常に大きかったことがわかった。また、子どもを通じた関係性づくりを補完するものとして、インターネットを通じた情報収集やSNSを通じたつながりが模索され、個人的相談相手としては学生時代の友人というパンdネミック以前に作られた関係性がより頼りにされる傾向にあった。三世代同居が少なく、また10年前の調査と比較して、町内会、子ども会など地域とのつながりは格段に薄くなっていた。したがって子育て中の母親の孤立感・孤独感を緩和するうえで家族外とのつながりはより重要なものとなり、子どもを通じて知り合った友人の数が多いことはそれにプラスに働く。しかしその点において、パンデミック後に入園した子供の母親は非常に不利益を被っていたといえる。また、コロナ禍以前におこなったインタビューにおいて出会った、地域をつなぐキーパーソンとなっていたインフォーマントに再び連絡を取り、その後の状況についてインタビュー調査を実施した。そこからは、彼女自身、子どもの年齢が上がったこともあって母親ネットワークの中から離れてしまったこと、また個人的にはお年寄りへの声掛けなどもされているものの、地域全体としては世代を超えた関係づくりが壊滅的な状況であることが語られていた。

今年，我们对2021年长崎市内共有14家获得保育所认证的保育所和保育所合作进行的家长调查数据进行了分析，并发表了论文。因此，我发现，对于第一个孩子不到 2 岁且假设在大流行后进入幼儿园的情况，冠状病毒大流行对母亲在孩子童年时期的社会资本形成的影响要大得多。此外，作为通过儿童建立关系的补充，人们正在探索通过互联网收集信息和通过SNS建立联系，并且正在利用大流行之前建立的关系（例如学生时代的朋友）作为个人顾问。更可靠。三代同居的数量减少，与10年前的调查相比，与当地社区的联系，如居委会、儿童会等也薄弱得多。因此，与家庭以外的人的联系对于缓解母亲在抚养孩子时的孤立感和孤独感更为重要，而通过孩子拥有大量的朋友对此具有积极的作用。然而，在这方面，疫情后进入幼儿园的孩子的母亲却处于明显的劣势。此外，我们还重新联系了疫情前采访中认识的、已成为社区关键人物的线人，并对事后情况进行了采访调查。从那时起，随着孩子长大，她本人也离开了母亲的网络，尽管她亲自向老年人发声，但对整个社区来说，建立超越这一点的关系是一种灾难性的情况。