ドイツ契約法の現代化における契約自由の変容

德国合同法现代化中合同自由的转变

基本信息

批准号：
19K01383
负责人：
中田邦博
金额：
$ 2.75万
依托单位：
Ryukoku University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K01383/
关键词：
ドイツ法ヨーロッパ法デジタルプラットフォーム契約法 EU法ヨーロッパ私法民法の現代化比較法インターネット取引不正競争防止法不公正取引方法指令消費者法不公正取引方法オンラインインターネット取引ドイツ契約法民法典の現代化債務法契約自由の原則

项目摘要

本研究の計画に従って、前年度に引き続き、研究作業を行った。第１に、ドイツ契約法の現代化の過程の分析を継続した。本作業に必要な文献を収集し、EUの現代化指令、消費者権利指令、オンライン・デジタルコンテンツ契約、動産売買指令等のドイツ法への影響に着目した分析を継続した。第２に、契約法的な観点から、インターネット取引の法的構造の解明を行い、プラットフォーム仲介者の法的責任のあり方についての分析を継続した。この問題に関する研究ネットワークを形成し、関係文献を収集し、分析を行った。第３に、ドイツ不正競争防止法の分析と翻訳作業を公表した。次のような具体的作業を継続した。①ドイツ契約法の現代化現象の分析を、ドイツ契約法と消費者法との関係、とりわけ私法理論との関係に着目して行った。これらの成果を前提とし比較法な知見を生かして日本法の分析を継続した。②ドイツ契約法の現代化現象としてヨーロッパ的なレベルでの展開を理解するために、『ヨーロッパ契約法〔第２版〕』の翻訳作業に継続して取り組んでいる。③デジタルプラットフォーム取引に関する問題、とくに責任の理論問題について検討を行った。その成果の一部について消費者法研究において公表し、これに関連する比較法研究を組織した。④ドイツ法やEU法の最新の動向に関する情報収集のためにマックス・プランク外国私法・国際私法研究所およびヨーロッパ法研究所（ELI)でのオンライン講演会および研究会に参加し、それらを通じて人的ネットワークを発展させた。ブッシュ教授との共同研究作業を継続している。

延续上年的工作，按照本次研究计划开展研究工作。首先，我们继续分析德国合同法的现代化进程。我们收集了这项工作所需的文件，并继续分析欧盟现代化指令、消费者权利指令、在线和数字内容合同、个人财产销售指令等对德国法律的影响。其次，从合同法的角度，厘清了互联网交易的法律架构，持续分析了平台中介机构的法律责任。我们针对这个问题组建了研究网络，收集了相关文献，并进行了分析。第三，我们发表了德国反不正当竞争法的分析和翻译工作。接下来的具体工作还在继续。 ①分析了德国合同法的现代化现象，重点分析了德国合同法与消费者法的关系，特别是与私法理论的关系。基于这些结果，我利用比较法知识继续对日本法进行分析。 ②为了理解德国合同法在欧洲层面上的发展作为一种现代化现象，我正在继续进行《欧洲合同法[第2版]》的翻译工作。 ③我们考虑了与数字平台交易相关的问题，特别是责任的理论问题。部分成果发表在《消费者法研究》上，并组织了相关比较法研究。 ④ 参加马克斯·普朗克外国私法和国际私法研究所以及欧洲法律研究所（ELI）的在线讲座和学习小组，以收集有关德国和欧盟法律最新趋势的信息，并通过这些，制定了网络。与布什教授的合作研究工作仍在继续。