証拠性（evidentiality）から見る日英語比較統語論

证据性视角下的日英句法比较

基本信息

批准号：
19K00671
负责人：
赤楚治之
金额：
$ 1.91万
依托单位：
Nagoya Gakuin University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の主目的は、日英語における証拠性と統語構造の関係を明らかにするものである。両者が関係する現象としては、2019年度の研究で、日本語の数量詞遊離現象に着目し、分析を試みた。それ以降は、談話領域とのインターフェースと考えられているCP構造の研究と、（統語構造の精緻化に取り組んできた）生成文法と（「捉え方」の研究を推進してきた）認知言語学の結びつきに関心が推移してきている。（これは、証拠性が統語構造に関与すると考えられる言語現象を発掘することに手間取っているという実態がある。）22年度は、第三要因の探究に向かって研究がおこなわれている現在の生成文法と用法基盤アプローチ（usage-based approach）の手法で多岐にわたる言語現象を捉えようとする認知言語学の間に見られる「方法論における批判の繰り返し」や「無関心」を避けるための提案を論文にした。現代言語理論において重要な立場にあるこれらの二つのアプローチが相互批判と無視を繰り返す状況は、言語研究にとって好ましい状況とは言えない。もちろん安易な妥協は科学にとっては禁物であるが、それぞれの研究により明らかになった成果や発見を可能な限り共有し、2つが協働できる「接点」を見つける努力をすることが重要であると考えられる。（なお、本研究の目的のひとつに、これらの２つの研究が積み重ねてきた知見を組み合わせることを挙げている。）2022年度は、That-trace効果と呼ばれている現象を取り上げて、二つのアプローチで扱う場合に生じる問題点を明らかにする研究を行った。加えて、「閉塞感」があるとしばしば指摘を受ける現在の生成文法（ミニマリストプログラム）の今後のあり方についても考察を行い、（第三要因の探究も含めた）今後の生成文法の展開の可能性ついて口頭発表を行った。

本研究的主要目的是阐明日语和英语中的证据性和句法结构之间的关系。在 2019 年的一项研究中，我们关注日语中量词脱离的现象，并试图分析与两者相关的现象。从那时起，我重点研究了CP结构（它被认为是与语篇领域的接口）、生成语法（致力于阐述句法结构）和认知语言学（它促进了“如何理解”）。人们对联系越来越感兴趣。（这是因为证据性需要时间来发现被认为与句法结构有关的语言现象。）2017年，我们将重点关注目前正在开展的研究，以探索第三个因素。论文提出了一项建议，以避免认知语言学中出现的“对方法论的重复批评”和“冷漠”，它试图使用我提出的生成语法和基于用法的方法来捕获各种语言现象。它。这两种在现代语言理论中占有重要地位的研究方法相互批评、相互忽视的局面，对于语言学研究来说并不是一个有利的局面。当然，科学上禁止轻易妥协，但重要的是尽可能地分享每项研究揭示的结果和发现，并努力寻找两者可以合作的“接触点”。（本研究的目的之一是将这两项研究积累的知识结合起来。）2022年度，我们将重点关注被称为“痕迹效应”的现象，并进行了两项研究以澄清问题。在处理这种方法时出现。此外，我们还会考虑目前常被指出有“僵局”感觉的生成语法（极简程序）的未来，并讨论生成语法的未来发展（包括对第三个因素的探索）。关于这种可能性进行了口头介绍。