造血幹細胞移植における赤血球数変動を考慮したタクロリムスの全血中濃度再評価

考虑造血干细胞移植中红细胞计数波动重新评估他克莫司全血浓度

• 批准号: 19K07180
• 负责人: 杉岡 信幸
• 金额: $ 2.66万
• 依托单位: Kobe Gakuin University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K07180/
• 关键词: タクロリムス; 母集団薬物動態解析; 造血幹細胞移植; 超臨界抽出-クロマトグラフィー/質量分析システム; 血中濃度; TDM; 治療薬物モニタリング; 免疫抑制剤

タクロリムス（TAC）を使用した造血幹細胞移植（HSCT）患者91名の全血中濃度データを用いて、母集団薬物動態解析を前年度に引きつづき実施・検証し、分布容積に対し、ヘモグロビンと体重を共変量とする、最終モデルを確定し、バリデーションの結果も良好であり、骨髄破壊を行う移植前処置の種類（抗がん剤、放射線）、移植ドナーソース（臍帯血、末梢血、骨髄）は共変量に採択されないことは、臍帯血移植の先行研究の結果と一致し、HSCT全般においても、赤血球数の変動が血中動態に大きな影響を与えることを示した。本研究結果は現在学術誌投稿中である。また、TAC血球移行率（blood to plasma ratio; BPR）のin vitroからin vivoへの外挿に関して、ラットを用いての概念検証実験を行い、in vitroにおいては全血中TAC濃度の上昇に伴いBPRの低下が観測され、構築したBPR予測モデルは、in vitroにおけるTAC赤血球移行の非線形性を概ね良好に捕捉した。In vivo実験において、急速または持続静脈内投与後のBPR値に差異はなく、in vitroと同様に全血中TAC濃度の上昇に伴いBPRの低下が観測された。また、In vitroから予測されるBPRのin vivo実測値に対する偏りおよび精密さは、いずれも許容範囲内でありin vivoへの外挿が可能であることが示唆された。本実験結果は日本薬学会第143年会（2023．3札幌）において発表した。

延续去年，使用他克莫司（TAC）接受造血干细胞移植（HSCT）的91名患者的全血浓度数据进行了群体药代动力学分析和验证，最终确定了模型。然而，导致骨髓破坏的移植前治疗类型（抗癌药物、放射线）和移植供体来源（脐带血、外周血、骨髓）没有被采用作为协变量，这与之前的研究结果一致与此一致的是，红细胞数量的波动对 HSCT 中的血液动力学有很大影响。这项研究的结果目前正在提交给学术期刊。另外，关于TAC血液与血浆比值（BPR）从体外外推到体内，我们用大鼠进行了概念验证实验，发现在体外，随着全血中TAC浓度的增加，BPR下降观察到，构建的 BPR 预测模型总体上很好地捕捉了体外 TAC 红细胞转移的非线性。在体内实验中，快速或连续静脉给药后BPR值没有差异，并且与体外类似，随着全血TAC浓度的增加观察到BPR下降。此外，从体外测量预测的BPR相对于实际体内值的偏差和精度均在可接受的范围内，这表明外推到体内数据是可能的。该实验的结果已在第 143 届日本药学会年会上（札幌，2023 年 3 月）公布。

项目成果

超臨界抽出-クロマトグラフィー/質量分析システムを用いた血中タクロリムス濃度測定方法の開発と応用

超临界萃取-色谱/质谱系统测定血他克莫司浓度方法的开发与应用

• 发表时间: 2019
• 作者: 西村 亜佐子;福島 恵造;杉岡 信幸;羽森 真美;芝田 信人
• 通讯作者: 芝田 信人

In vitroデータを用いたin vivoタクロリムスの全血/血漿中濃度比の予測

使用体外数据预测体内他克莫司的全血/血浆浓度比

• 发表时间: 2022
• 作者: 奥 遥乃;二木 梓;安永 明弘;森本 紗加;岩佐 蓉子;池内 綾菜;坂元 笑菜;羽森 真美;西村 亜佐子;福島 恵造;芝田 信人;杉岡 信幸
• 通讯作者: 杉岡 信幸

造血幹細胞移植におけるタクロリムスの母集団薬物動態解析

他克莫司在造血干细胞移植中的群体药动学分析

• 发表时间: 2019
• 作者: 藤中 俊輔;吉田 早希;磯部 ひかる;福島 恵造;安藤 基純;平野 達也;下村 良充;池末 裕明;室井 延之;石川 隆之;橋田 亨;杉岡 信幸
• 通讯作者: 杉岡 信幸

造血幹細胞移植患者におけるタクロリムスの母集団薬物動態解析及び移植レジメンの影響評価

他克莫司在造血干细胞移植患者中的群体药代动力学分析及移植方案影响评价

• 发表时间: 2020
• 作者: 奥 遥乃;吉田早希;福島恵造;入江 慶;平野達也;室井延之;池末裕明;橋田 亨;杉岡信幸
• 通讯作者: 杉岡信幸

Population pharmacokinetics of tacrolimus in umbilical cord blood transplant patients focusing on the variation in red blood cell counts

他克莫司在脐带血移植患者中的群体药代动力学重点关注红细胞计数的变化

• DOI: 10.1111/jcpt.13279
• 发表时间: 2021
• 期刊: J Clin Pharm Ther .
• 作者: Yoshida S;Fujimoto A;Fukushima K;Ando M;Irie K;Hirano T;Miyasaka M;Shimomura Y;Ishikawa T;Ikesue H;Muroi N;Hashida T;Sugioka N.
• 通讯作者: Sugioka N.