Past climatic change and its influence on the Japanese society

过去的气候变化及其对日本社会的影响

基本信息

批准号：
20H01981
负责人：
川幡穂高
金额：
$ 10.98万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

紀元前6世紀後期から紀元前4世紀にかけては、大陸でも日本でも激動の時代であった。吉野ヶ里における社会の変化は、川幡ほかが弥生時代を対象に精密復元した東京湾コアの寒暖の気候変動と一致していた。吉野ヶ里の歴史は前期、中期、後期と三つに分けられる。吉野ヶ里前期は紀元前5世紀から紀元前2世紀となる。紀元前5世紀の最寒期に3ヘクタール程度の小規模な環濠集落が丘陵の南端に形成され、吉野ヶ里の社会は誕生した。その後、ほぼ2世紀にわたり気温は4度ほど上昇した。これを背景に作物の収穫量が増加したと推定される。この時期には吉野ヶ里の丘陵一帯に分散した「ムラ」が誕生し、「ムラ」から「クニ」へと発展する兆しがみえてきた。吉野ヶ里中期には、南の丘陵を一周する大きな外環濠が掘られ、集落の防御も厳重になってきて、「争い」が激しくなってきたことがうかがえる。気候は、紀元前2世紀と紀元後1世紀に寒冷化し、気温は最大で3度程度も下がった。敷地は20ヘクタール以上に拡大した。吉野ヶ里後期は紀元後1世紀から3世紀の期間となる。気温は変動しながら上昇していった。大型の建物も登場し、遺跡は最盛期（3世紀頃）を迎えた。遺跡は40ヘクタールを超し、国内最大級の環濠集落へと発展した。環濠の幅も6メートルを超えるりっぱなものへと改造された。「弥生時代後期後半」の最盛期には環濠集落は、延べ2・5キロメートルの外濠をもち、敵を防ぐ木柵、土塁を装備し、しかも物見櫓を備えていた。これらは、平和な縄文時代の竪穴住居群での生活とは対照的に、吉野ヶ里の人びとが集落間の争いも含めて精神的に緊張した生活を送っていたことを物語っている。吉野ヶ里遺跡では、受傷人骨と頭蓋骨を欠いた人骨が甕棺に入って出土している。日本では、弥生時代に入って、初めて対人の武器が所持されるようになった。

公元前6世纪末至公元前4世纪是大陆和日本的动荡时期。吉野里的社会变迁与东京湾核心的气候变化同时发生，川端康成等人精确地重建了弥生时代的气候变化。吉野里的历史可分为早期、中期、晚期三个时期。早期的吉野时代可以追溯到公元前5世纪至公元前2世纪。公元前5世纪最寒冷的时期，在山的南端形成了一个约3公顷的小村庄，吉野里社会由此诞生。在接下来的两个世纪里，气温上升了约 4 摄氏度。据估计，这导致了农作物产量的增加。在此期间，遍布吉野山的“村”被创造出来，并且有迹象表明“村”将发展为“国”。吉野时代中期，南山周围挖了一条大外环护城河，村庄的防御更加严密，表明“战斗”更加激烈。公元前2世纪至公元1世纪期间，气候变得更加寒冷，气温下降了3摄氏度。该场地已扩大至20多公顷。吉野时代后期横跨公元1世纪至公元3世纪。气温忽高忽低，忽高忽低。大型建筑也出现了，废墟达到了顶峰（公元3世纪左右）。遗址面积超过40公顷，已发展成为日本最大的有护城河的定居点之一。环城护城河也被改造成宽6米多。在弥生时代后期的鼎盛时期，护城河村有总计2.5公里的外护城河，并配有木栅栏和土石方以防御敌人，并设有瞭望塔。这些证据表明，吉野里的人们过着精神紧张的生活，村庄之间也存在冲突，与绳文时代坑民住宅的平静生活形成鲜明对比。在吉野里遗址，在罐子里出土了受伤的人骨和没有头骨的人骨。日本在弥生时代首次拥有反人类武器。

项目成果

期刊论文数量（11）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Code of Geoethics in JpGU+ Promotion of Earth and Planetary Science by valuing diversity, equality, equity, and inclusion after CONVID-19

JpGU 地球伦理守则在 CONVID-19 后重视多样性、平等、公平和包容性，促进地球和行星科学

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
川幡穂高
通讯作者：
川幡穂高

Decrease in volume and density of foraminiferal shells with progressing ocean acidification

随着海洋酸化的进展，有孔虫壳的体积和密度减少

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
4.6
作者：
Azumi Kuroyanagi; Takahiro Irie; Shunichi Kinoshita; Hodaka Kawahata; Atsushi Suzuki; Hiroshi Nishi; Osamu Sasaki; Reishi Takashima; Kazuhiko Fujita
通讯作者：
Kazuhiko Fujita

現代，人新世の環境の地質学における位置付けー地球科学は社会に貢献できるかー

当代人类世环境在地质学中的地位 - 地球科学能为社会做出贡献吗？

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
川幡穂高
通讯作者：
川幡穂高

High time-resolution alkenone paleotemperature variations in Tokyo Bay during the Meghalayan: Implications for cold climates and social unrest in Japan

梅加拉扬时期东京湾的高时间分辨率烯酮古温度变化：对日本寒冷气候和社会动荡的影响

DOI：
10.1016/j.quascirev.2019.106160
发表时间：
2020-02-15
期刊：
Quaternary Science Reviews
影响因子：
4
作者：
Hiroto Kajita;N. Harada;Y. Yokoyama;Miyako Sato;N. Ogawa;Y. Miyairi;Chikako Sawada;A. Suzuki;H. Kawahata
通讯作者：
H. Kawahata

現代，人新世の環境の地質学における位置付けー地球科学は社会に貢献できるかー

当代人类世环境在地质学中的地位 - 地球科学能为社会做出贡献吗？