The Problem of the Modernization of European Private Law and Japanese Civil Law

欧洲私法和日本民法的现代化问题

• 批准号: 20K01383
• 负责人: 川角 由和
• 金额: $ 2.83万
• 依托单位: Ryukoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20K01383/
• 关键词: ヨーロッパ私法; EU法; 契約法; 不法行為法; 製造物責任法; 私法の現代化; 民法; ドイツ法; 物権; 不法行為; 不当利得; 比較法; 現代化

今年度も、昨年度に引き続き、ヨーロッパ域内市場をめぐる動き、とりわけEU法の現代化現象に着目しながら、日本私法について分析した。その作業においては、ヨーロッパ契約法研究会として他大学・他機関との研究グループと随時連携しつつ、定期的な開催を実施することができた。研究会の多くは、同様の関心をもつ研究者の参加を可能とし、できるだけ広く公開した形で開催し、知見の広がりを促すものとした。実務家からの参加も可能な形として実務との意見交換に努めた。私法・契約法の現代化の問題については、デジタル契約の問題やプラットフォーム取引にも踏み込んだ検討を行った。これらの分析の作業は、日本の契約法のあり方や、消費者法（消費者契約法や特商法）の改正にも影響を与える知見をもたらすことになろう。加えて、不法行為法については、その特別法として位置づけられ、また消費者保護法としての側面をもつ製造物責任法に関心を向けた取り組みを行っている。製造物責任法はヨーロッパでの展開がみられ、昨年秋にはEU委員会よりAI責任指令提案および製造物責任指令改正提案が出された。EUの製造物責任指令改正提案は、日本の製造物責任法改正に多大な影響を与える可能性があり、その展開に注目している。デジタルプラットフォーム事業者の製造物責任は、重要な課題を提起するものであることを認識した。また、ヨーロッパ契約法原則については、2016年のフランス民法の改正等も踏まえ、昨年度に引き続き『ヨーロッパ契約法[第2版]』の翻訳作業を継続し、それに基づく分析も行っている。以上に加えて、デジタルサービス法パッケージなどEU法の展開も踏まえて、各国の契約法での改正にも注目した作業を行っている。こうした作業と並行して、日本私法の形成の基礎となった市民法学に関する基礎研究も展開している。

今年，随着去年的继续，我们分析了日本私法，重点是欧洲内部市场的运动，尤其是欧盟法律现代化现象的现象。在这项工作中，欧洲合同法研究小组能够不时与其他大学和机构合作举行定期会议。许多研究小组允许参与具有相似兴趣的研究人员，并以尽可能开放的公众开放的形式，鼓励知识传播。我们试图将意见与实际工作交换，因为从业者有可能参加。关于私人和合同法的现代化问题，我们还研究了数字合同和平台交易的问题。这些分析工作将引入知识，这些知识将影响日本合同法的性质以及对消费者法（消费者合同法和特殊商业交易法）的修订。此外，《侵权法》被定位为一项特殊法律，并正在采取一项旨在侧重于《产品责任法》的倡议，这是《消费者保护法》的一个方面。预计将在欧洲制定《产品责任法》，去年秋天，欧盟委员会提出了AI责任指令和对产品责任指令的修正。欧盟修改产品责任指令的提议可能会对日本的产品责任法产生重大影响，我们将重点放在其发展上。我们认识到，数字平台运营商的产品责任提出了重要问题。此外，就欧洲合同法原则而言，考虑到法国民法典在2016年的修正案，我们继续像去年一样翻译《欧洲合同法》 [第二版]，并且我们还基于它进行了分析。除上述内容外，我们还在努力考虑欧盟法律（例如《数字服务法》计划）的制定，并专注于每个国家合同法的修订。与这项工作同时，我们还将开发公民法的基础研究，这是日本私法形成的基础。

项目成果

イェーリング著『ローマ私法における帰責要素』（4）

Jerling，“罗马私法中的归责要素”(4)

• 发表时间: 2021
• 期刊: 龍谷法学
• 作者: 原田剛;田中宏治;山口斉昭;松島隆弘;石田瞳;中田邦博;鈴木博人・横田光平編;岡伸浩・小賀野晶一他編;川角由和;川角由和;川角由和;二宮周平編;川角由和;金子敬明;山下純司;川角由和
• 通讯作者: 川角由和

インターネット時代のヘイトスピーチ問題の法的・社会学的捕捉

对互联网时代仇恨言论问题的法律和社会学理解

• 发表时间: 2023
• 作者: 若林三奈;三枝健治;宮下修一;若林三奈［共著］;Masahisa Deguchi/Maiko Miyashita;若林三奈;三枝健治;若林三奈［共著］
• 通讯作者: 若林三奈［共著］

［判批］取り込み詐欺の加害者から継続的に当該商品を買い受けていた業者の共同不法行為責任

【评】连续向诈骗者购买产品的企业的连带侵权责任

• 发表时间: 2021
• 期刊: 私法判例リマークス
• 作者: 原田剛;田中宏治;山口斉昭;松島隆弘;石田瞳;中田邦博;鈴木博人・横田光平編;岡伸浩・小賀野晶一他編;川角由和;川角由和;川角由和;二宮周平編;川角由和;金子敬明;山下純司;川角由和;山下純司;山下純司;川角由和;川角由和;山下純司;川角由和;山下純司;川角由和;川角由和;山下純司;山下純司;中田邦博;若林三奈;久保野恵美子;青木 仁美;川角 由和;金子敬明;青木仁美;若林 三奈
• 通讯作者: 若林 三奈

「法社会学論争」の教訓（１４）ーー大正デモクラシー期の平野義太郎

《法律争议社会学》的教训（十四）——大正民主时期的平野义太郎

• 发表时间: 2020
• 期刊: 龍谷法学
• 作者: 原田剛;田中宏治;山口斉昭;松島隆弘;石田瞳;中田邦博;鈴木博人・横田光平編;岡伸浩・小賀野晶一他編;川角由和;川角由和;川角由和;二宮周平編;川角由和;金子敬明;山下純司;川角由和;山下純司;山下純司;川角由和;川角由和;山下純司;川角由和;山下純司;川角由和;川角由和;山下純司;山下純司;中田邦博;若林三奈;久保野恵美子;青木 仁美;川角 由和;金子敬明;青木仁美;若林 三奈;宮下修一;本間美奈子;金子敬明;川角 由和
• 通讯作者: 川角 由和

賃貸借、民法601条～622条の2

租赁，民法典第 601 条至第 622-2 条

• 发表时间: 2020
• 期刊: 松岡久和＝中田邦博（編）『新・コンメンタール民法（財産法）[第2版]』（日本評論社）
• 作者: 川角 由和;川角 由和
• 通讯作者: 川角 由和