地域の持続可能性のための都市施設の博物館的機能のあり方に関する研究

城市设施博物馆功能促进区域可持续发展研究

基本信息

批准号：
20K01126
负责人：
堀江典子
金额：
$ 1.58万
依托单位：
Bukkyo University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

2022年度においても新型コロナウィルス感染症の影響により研究活動に少なからず影響があったため、年度前半においては文献調査が中心となった。文献調査においては、都市施設の博物館的機能を充実させるために不可避な課題である体制づくりと資金調達の観点から、多様な主体の関与を念頭に、パブリックアートと企業メセナに注目した。パブリックアートについては、（公財）日本交通文化協会による作品設置場所が空港・駅・商業施設・公園をはじめとする様々な公共建築や公共空間であること、地域の歴史文化に立脚する作品が多く不特定多数の人々に地域の価値や記憶を伝えていることを示し、諸外国の事例からも一定割合の予算がアートに充当されるシステムが整えば、それによって都市施設の博物館的機能を充実あるいは付加できる可能性が大きいと考える。また、企業メセナについては（公社）企業メセナ協議会のデータをもとに、地域との関係重視が進んでいる傾向を見出し、企業メセナによって地域における博物館的機能の充実を図れる可能性について考察した。年度後半においては、徐々に各方面における催し等が再開されるようになってきたことから、消防施設における博物館的機能の現状を把握する調査に着手した。全国の消防本部への郵送によるアンケート調査を実施することとし、消防本部のリストアップ（全国で725箇所）、調査項目の検討、調査票の作成を行い、2023年2～3月にかけて調査票の送付、及び回収を行った。その結果、477箇所の消防本部より回答があり、回答率は65.8％であった。

2022年，科研活动受到新冠病毒感染的影响较大，上半年主要以文献研究为主。在文献调查中，我们重点关注公共艺术和企业赞助，从制度建立和资金筹措的角度考虑多元主体的参与，这是增强城市设施博物馆功能不可避免的问题。在公共艺术方面，日本交通文化协会（公益财团法人）的作品被安装在各种公共建筑和公共空间，包括机场、车站、商业设施和公园，以及基于当地历史和文化的作品。表明一个地区的价值观和记忆被传达给大量不特定的人，而其他国家的例子表明，如果建立一种制度，将一定比例的预算分配给艺术，将改善我们相信城市设施的博物馆功能还有很大的增强或增加的潜力。关于企业赞助，根据企业支援协会（公营企业）的数据，我们发现了越来越重视与当地社区关系的趋势，并考虑了企业赞助可以增强该地区类似博物馆功能的可能性。。下半年，随着各地活动逐渐恢复，我们开始了一项调查，以了解消防设施博物馆类功能的现状。我们决定通过邮寄方式向全国消防局总部进行问卷调查，我们将列出消防局总部（全国725个地点），检查调查项目，并制作调查表。我们将在2023年2月至3月期间完成调查。并收集了物品。结果，收到了 477 个消防部门总部的回复，回复率为 65.8%。