人類史における国家形成プロセスの解明にむけた実証体系の基盤構築

构建阐明人类历史上国家形成过程的实证体系基础

基本信息

批准号：
20K01092
负责人：
有松唯
金额：
$ 2.83万
依托单位：
Hiroshima University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

2022年度は広島大学文学部に所蔵されている研究対象地域由来の考古資料について、整理ならびに基礎データの出版に向けた作業を進めた。また、発掘調査がなされたものの、その事実自体が未報告であった遺跡について、調査時のデータや記録のアーカイブを整理し、調査区の全貌や層序、検出遺構などを明らかにすることができた。並行して、後期青銅器時代の物質文化の特徴である彩文土器文化伝統の減退について、彩文土器塗料の理化学分析の成果をふまえて仮説を構築し、学会発表を行った。加えて、対象地域であるイラン北東部について、国家形成直前期の集落分布を精査し、集落分布の拡大について、居住や資源化が困難な土壌のエリアへの進出といった、未開発地域への広がりの詳細を明らかにした。本成果も関連学会にて公表している。また、こうした資料の今日的重要性を周知するアウトプットの一環として、研究対象資料を中心に構成する展示を実施すべく、準備を進めた。2023年4月に実現の運びとなっている。

2022年，我们开始组织和发布广岛大学信件学院持有的研究领域的考古材料的基本数据。此外，尽管进行了发掘，但尚未报告的调查档案和现场记录的档案尚未阐明调查区域，地层学和检测的全部情况。同时，基于赛次陶器油漆的物理化学分析的结果构建了假设，并在关于赛次陶器文化传统下降的会议上提出了假设，这是青铜时代晚期材料文化的特征。此外，在国家形成之前的最后一个时期，仔细检查了伊朗东北部的目标区域，并揭示了村庄传播到未开发地区的细节，例如扩展到具有难以生存或转向资源的土壤的地区。这些结果也已在相关的学术社会上发布。此外，已经制定了准备以研究为中心的材料进行的展览，以此作为输出的一部分，以了解这些材料的当前重要性。它在2023年4月成为可能。

项目成果

期刊论文数量（6）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

社会の進化論の射程

社会进化论的范围

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
季刊考古学別冊
影响因子：
0
作者：
有松唯
通讯作者：
有松唯

社会の進化論の射程‐オリエント文明における「中心」の都市と「周辺」の国家‐

社会演化理论范围：东方文明的“核心”城市与“边缘”国家

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
Vuong Bui Thi Sinh;Yasuhito Osanai;Nobuhiko Nakano;Ippei Kitano;Tatsuro Adachi;Anh Tran Tuan;Binh Pham,;Keita Takenouchi and Kazumitsu Takahashi;紺谷亮一・F. クラックオウル;丸山真史;有松唯
通讯作者：
有松唯

北東ペルシャにおける後期青銅器時代からメディア期にかけての集落動態

从青铜时代晚期到中古时期波斯东北部的聚落动态