近世後期の鳥取の和歌に関する資料調査と総合的研究

近代后期鸟取和歌的资料调查与综合研究

基本信息

批准号：
20K00359
负责人：
渡邊健
金额：
$ 2.16万
依托单位：
Yonago National College of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

当該年度（2022年度）は当初提出した研究実施計画に基づき、近世後期の鳥取の和歌に関する資料の中から2点を翻刻・紹介した（下記①②。題目や発表媒体等は「10.研究発表（令和4年度の研究成果）」を参照、以下同じ）。以下、当該年度の研究の成果の内容や意義等について述べる。①門脇重綾の和歌資料のうち、未だ学会に紹介、活字化されていなかった門脇重綾自筆和歌詠草の解読を進め、翻刻・解題を紹介した。幕末・明治維新期の鳥取を代表する歌人の一人である門脇重綾には『蠖園集』という歌集があるが、この作品は彼の死後、他者の手により編集されたものであり、その原資料や成立の経緯は未詳であった。今回、重綾自筆の資料を解読したことにより、歌集に収められた歌の原型を推定、あるいは歌集の本文を訂正しうる場合があることが明らかになった。また、重綾は鳥取藩、明治新政府に仕えた官僚であり、本資料に幕末・維新期の政局に関わる記述が見られることから、今後は文学のみならず、歴史資料としての活用も期待できると考えている。②『類題稲葉集』の翻刻作業を進め、その秋部の翻刻を紹介した。同集は、近世後期の鳥取の歌人をほぼ網羅した大部の歌集であり、この時期の鳥取の和歌の全体像を知る基礎的資料であるが、その活字化は初めてであり、江戸時代の和歌の研究にも資するものと考えている。当該年度も一昨年来のコロナ禍により、当初予定していた資料調査を実施することが困難であったが、幸いにも天理大学教授の原豊二氏が所蔵する資料の一部について調査・撮影を行うことができた。

在这个财政年度（2022年），根据最初提交的研究实施计划（1）和下面的第2条，在现代后期转载了两个项目并从与托托里的瓦卡诗歌有关的材料引入并引入。有关标题和演示媒体，请参见“ 10。研究演示文稿（2022年的研究结果）”，下面相同）。下面，我们将解释今年研究结果的内容和意义。 1）在Kadowaki Shigeay的Waka诗歌材料中，他们被介绍给学术会议，并解密了由Kadowaki Shigeaya撰写的Waka诗歌论文，该论文尚未键入，并介绍了重印和解释。 Kadowaki Shigeaya是田径后期的托托里（Tottori）的主要诗人之一和明治修复（Meiji Restoration），他收集了一系列名为“索科恩（Sokoen）收藏”的诗，但是这项工作是由他人去世后的其他人编辑的，原始材料和创作的历史尚不清楚。这次，对Shigeaya撰写的材料解密，表明可以推断诗集中包含的歌曲的原型，或纠正诗集的主要文本。 Shigeaya还是为Tottori领域和新明治政府服务的官僚，由于本文件包含与江户晚期和明治修复时期有关的政治事件相关的描述，因此我们认为它不仅可以用作文学，而且可以用作历史材料。 ②我们继续重印“ Inabashu”，并介绍了秋季音乐节的成绩单。该集合是一大批诗人，在现代后期涵盖了几乎所有托托里诗人，并且是一个基本资源，在此期间提供了托托里·瓦卡诗人的概述，但这是他们第一次打字，他们认为这也将为埃多时期的瓦卡诗人研究做出贡献。在这个财政年度，由于自上一年以来一直存在于19号大流行，因此很难进行最初的计划材料调查，但幸运的是，我们能够调查和拍摄Tenri University的教授Hara Toyoji持有的一些材料。