確実な誤判の是正に向けた新たな刑事再審制度モデルの構築

构建刑事再审制度新模式确保纠正误判

• 批准号: 20H01431
• 负责人: 葛野 尋之
• 金额: $ 11.32万
• 依托单位: Aoyama Gakuin University (2020, 2022)Hitotsubashi University (2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• 财政年份: 2020
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2020-04-01 至 2023-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20H01431/
• 关键词: 再審; 再審請求; 誤判; 確定力; イノセンス・プロジェクト; 証拠開示; 弁護人の援助を受ける権利; 誤判救済; 誤判是正; 再審公判

本研究の目的は、誤判の是正のために実効的に機能する再審制度を提示するために、現行制度の運用実態の把握を踏まえ、現行制度の基本枠組みを前提として、現行制度をより十全に機能させるための制度的改革を提案する。さらに、これを通じて現行制度の構造的限界を明らかにし、諸外国の誤判是正の制度とその運用に関する比較法研究を通じて、現行制度の構造的限界を克服して、 誤判の是正のために実効的に機能する新たな基本枠組みを提示することにある。深刻なコロナ禍のなか、オンライン・ミーティングを活用しつつ、次のような研究実績をあげた。（1）代表者・葛野が本研究全体の目的・方法を確認する報告を行い、具体的な研究方法・調査計画について意見交換を行い、アメリカ誤判救済制度について分担者・笹倉が、イギリス再審制度について同・佐藤が報告し、それを受け討議した。（2）再審研究において実績を有する大出良知教授をゲストに迎え、同氏講演「再審をめぐる問題状況」を受け、討議した。（3）代表者・葛野が報告「再審請求中の死刑執行と再審請求手続」、分担者・田淵が報告「再審請求審における審理義務」を行い、それを受け討議した。（4）オーストラリアの誤判救済制度について、Rachel Dioso-Villa （Griffith University）の報告「誤判救済とグリフィス大学イノセンスプロジェクト」、Robyn Blewer（同）の報告「オーストラリアにおける誤判冤罪」を受け、討議した。（5）分担者・桜がオーガナイズし、同・石田、同・斎藤画報告者となった刑法学会関西部会分科会「冤罪救済の現状と課題」をまとめた特集を刑法雑誌に発表し、（6）以上を総括する形で、日本刑法学会第99回大会において、分担者・石田がワークショップ「誤判救済の比較法的考察」をオーガナイズし、分担者・佐藤、同・笹倉が報告し、協力者・水野がコメントを行った。

本研究的目的是在了解现行制度实际运行状况的基础上，提出一种能够有效纠正误判的再审制度，并在现行制度的基本框架基础上，完善现行制度。我们建议进行机构改革，使这一体系发挥作用。进而明确现行制度的结构性局限性，通过对其他国家冤假错案纠正制度及其运作的比较法学研究，克服现行制度的结构性局限性，有效纠正冤假错案。正义的目标是提出一个新的、有效的基本框架。在严重的冠状病毒大流行中，我们利用在线会议取得了以下研究成果。 （1）和野代表作报告，总体确认了本研究的目的和方法，并就具体的研究方法和研究计划交换了意见，合著者笹仓先生谈到了美国的误判制度和英国的再审制度。佐藤就此事做了报告，随后进行了讨论。 (2) 邀请了在再审研究方面有着丰富经验的大出义一教授作为嘉宾，我们在他的演讲“围绕再审的问题”之后进行了讨论。 (3) 和野代表作了“再审请求中死刑的执行和再审请求程序”的报告，田渊协调员作了“再审请求听证中的听证义务”的报告，并进行了讨论。 (4) 继 Rachel Dioso-Villa（格里菲斯大学）的报告《非法补救措施和格里菲斯大学无罪项目》和 Robyn Brewer（同一）的报告《误判》之后，就澳大利亚的误判制度进行了讨论澳大利亚。'' (5) Sakura、Ishida 和 Saito 组织的刑法杂志上发表了一篇专题文章，总结了日本刑法学会关西分会“错案补救的现状和挑战。”6 ) 总结以上内容在第99届日本刑法学会年会上，合著者石田组织了题为“误判救济的比较法律考量”的研讨会。合著者佐藤和合著者笹仓做了报告，合著者作者水野提供了评论。

项目成果

自白排除法則の研究

口供排除法研究

• 发表时间: 2021
• 作者: Aizawa;I.;Mukai;T.;Fukushima;Y.; Iriyama;S.;潮海久雄;杉本和士;池田公博;Takashi Araki;関口和徳
• 通讯作者: 関口和徳

裁判員裁判の現在

非专业法官审判现状

• 发表时间: 2021
• 作者: 一橋大学刑事法部門;葛野尋之
• 通讯作者: 葛野尋之

誤判救済と再審制度 : イギリス誤判救済制度からの示唆

流产救济和重审制度：英国流产救济制度的启示

• 发表时间: 2020
• 期刊: 判例時報
• 作者: 相良翔;都島梨紗;森久智江;上嶌一高;片桐直人;井川 志郎;湯沢賢治;廣田主樹・吉田真明・佐々木猛智・スティアマルガ デフィン;葛野尋之
• 通讯作者: 葛野尋之

検察庁と冤罪究明：アメリカの検察庁における冤罪究明部門(Conviction Integrity Units)を中心に

检察官办公室与错判调查：以美国检察官办公室定罪诚信部门为中心

• 发表时间: 2020
• 期刊: 刑法雑誌
• 作者: 遠藤慶太;中村光一ほか;松井智予;武内謙治;野下浩司;笹倉香奈
• 通讯作者: 笹倉香奈

保釈とGPS電子監視

保释和GPS电子监控

• 发表时间: 2020
• 期刊: 季刊刑事弁護
• 作者: 三舟 隆之;馬場 基;Riminucci Michela;森久智江;堀口悟郎;土岐将仁;藤木 貴史;高村ゆかり;村田英和・野下浩司;見平典;竹内真理;葛野尋之
• 通讯作者: 葛野尋之