日本語母語英語学習者の英語産出能力の発達研究

日本英语母语学习者英语产出能力的发展研究

基本信息

批准号：
20H01281
负责人：
杉浦正利
金额：
$ 11.23万
依托单位：
Nagoya University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2025-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本年度は、本調査2年目のデータ収集及びデータ整形を進めるとともに、主に三つの分析を行った。データ収集は、昨年同様、年二回の調査とTOEFL Primary Speaking Testを行った。語彙サイズテストは第1回目に、ライティングデータの収集は第2回目に合わせて行った。分析は、まず、分析ツールとして第一言語としての英語の統語発達研究で使用実績のあるIPSynを使って第二言語習得の発達を測定できるかどうかを検証した。第１回予備調査で収集した中学1、2、3年生のデータを横断的に分析した結果、学年間で有意なスコアの伸びを観察することができた。また、名詞句、動詞句、疑問・否定、構文の4つの下位区分のうち、動詞句がスコアの伸びに最も大きく寄与し、名詞句は有意な影響がないという結果を得た。（LCR2022で発表）次に、話し言葉と書き言葉とで発達に違いが見られるかどうかを、第２回予備調査で収集した話し言葉データと書き言葉データを対象にIPSynで分析し比較した。その結果、スコアは全体的に話し言葉の方が高かったが、発達の傾向に違いは見られなかった。（JSLS2022で発表）統語発達の分析に使用したIPSynは、もともと第一言語としての英語の統語発達研究用に開発された。それによって第二言語としての英語の発達も観察できることは確認できたが、第二言語習得研究分野独自の処理可能性理論（PT）に基づいて第二言語としての英語の統語発達を観察するために、PTで言語発達のステージ判定に使われている言語特徴を基にIPSynのプログラムの改良を試みた。この改良版IPSynプログラムを使い第1回本調査で収集した発話データを対象に分析した結果、スピーキング能力の発達を説明するモデルとして使用できる可能性があることが確認できた。（JSLS2023で発表予定）

今年，我们继续进行第二年研究的数据收集和数据格式化，主要进行了三项分析。与去年一样，数据是通过每年两次的调查和托福初级口语测试收集的。第一次测试时进行词汇量测试，第二次测试时收集写作数据。该分析首先检验了是否可以使用 IPSyn 来衡量第二语言习得的发展，IPSyn 已被用作英语作为第一语言的句法发展研究的分析工具。通过对第一次初步调查中收集的初一、二、三年级学生的数据进行横断面分析，我们发现这些年来分数显着上升。此外，在名词短语、动词短语、疑问/否定和句法四个小类中，动词短语对分数增长的贡献最大，名词短语的影响不显着。（在LCR2022上发表）接下来，我们使用IPSyn对第二次初步调查中收集的口语和书面数据进行分析和比较，看看口语和书面语言的发展是否存在差异。结果显示，口语总体得分较高，但发展趋势没有差异。（在 JSLS2022 上发表） IPSyn 用于分析句法发展，最初是为了研究英语作为第一语言的句法发展而开发的。虽然我们能够确认可以观察英语作为第二语言的发展，但我们还想根据第二语言领域特有的可加工性理论（PT）来观察英语作为第二语言的句法发展接下来，我们尝试根据 PT 中使用的语言特征来改进 IPSyn 程序，以确定语言发展的阶段。使用这个改进版本的 IPSyn 程序，我们分析了第一次调查中收集的语音数据，发现它有潜力用作解释口语能力发展的模型。（预计在JSLS2023上公布）