社会に魅せる研究力：研究成果の社会への貢献からみた新たな研究力指標の策定と可視化

对社会有吸引力的研究力量：从研究成果对社会的贡献角度制定新的研究力量指标并可视化

基本信息

批准号：
20H00727
负责人：
井上雄介
金额：
$ 0.24万
依托单位：
National Institute for Japanese Language and Linguistics
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2021-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20H00727/
关键词：
研究評価指標社会貢献の評価

项目摘要

本研究では，社会への貢献が中心となる研究機関の研究成果をリスト化し，論文という形をとらずに社会に貢献する研究成果の指標を，客観的に，かつ，相互比較可能な形で提示することで，研究機関の「社会に魅せる研究力」を可視化することが目的であった。このうち，リスト化すべき研究成果には，例えば，消滅危機言語を記録し継承するための絵本の出版，方言劇を創作し，それを地域住民と共に上演する，持続可能な開発のための教育（Education for Sustainable Development: ESD）に資するボードゲームの作成など，論文，学術書，専門書などの形をとらないだけでなく，文字情報にすることができない多種多様な研究成果もあることが明らかになった。一方で，このような研究成果は，あまりにも多様であり，各研究成果が対象とする社会の大きさも異なることから，相互比較をおこなうことは可能であってもふさわしくないと考えられた。そこで，機関の（論文や専門書ではない）社会に向けた研究成果のリストに含まれる研究成果の多様性を指標として提示することを試みたが，これも実際の研究者の感覚と異なる，すなわち，必ずしも研究成果の多様性が高かった研究プロジェクトの方が，それが低かったプロジェクトよりも社会的に貢献しているとは限らないと研究者が感じている結果となった。しかしながら，成果の多様性を計算するもととなる種別を工夫することによって，相互比較可能な客観的な指標の一つとしては使えると思われる。本研究期間中は，感染症の影響もあり，十分な対面での調査と打ち合わせをおこなうことができず，「相互比較可能な形での指標の提示と可視化」には至らなかったが，今後，可視化する指標の一つとして，多様性を取り上げ，実際の研究者の感覚に合致するような計算を試行する予定である。

在这项研究中，我们将主要列出对社会有贡献的研究机构的研究成果，并以不以论文的形式，客观地、以可相互比较的形式提供对社会有贡献的研究成果的指标。本次演讲的目的是展示研究机构“吸引社会的研究能力”。其中，应该列出的研究成果包括，例如，出版记录和传承濒危语言的绘本、创作方言剧并与当地居民一起表演、可持续发展教育等。各种研究成果不仅不以论文、学术书籍或专业书籍的形式出现，而且也无法转化为书面信息，例如有助于可持续发展教育（ESD）的棋盘游戏的创建。成为。另一方面，此类研究结果多种多样，而且每个研究结果针对的社会规模都不同，因此即使可以进行相互比较也被认为是不合适的。因此，我们试图将一个机构的研究成果清单（而不是论文或专业书籍）中包含的研究成果的多样性作为一个指标，但这也与实际研究人员的看法不同。研究成果多样性高的研究项目不一定比多样性低的项目对社会的贡献更大。然而，通过设计用于计算结果多样性的类型，似乎可以将其用作允许相互比较的客观指标。在本研究期间，由于传染病的影响，我们无法进行足够的面对面调查和会议，导致我们无法“以可以相互比较的形式呈现和可视化指标”。 “我们计划将多样性作为可视化的指标之一，并尝试符合实际研究人员感受的计算。