魚類の向社会性の認知・生理基盤の解明

阐明鱼类亲社会性的认知和生理基础

基本信息

批准号：
19K23765
负责人：
佐藤駿
金额：
$ 1.16万
依托单位：
Osaka City University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份：
2019
资助国家：
日本
起止时间：
2019-08-30 至 2020-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本課題は脊椎動物でもっとも原始的な分類群である魚類の向社会性の生理基盤、認知基盤の解明を向社会的選択課題PCTを用いて解明を目指すものである。採択後、本課題であるPCTにおける選択個体の行動解析を行った。特に着目したのは向社会的選択時の実験パートナーの行動に対するレスポンスである。実験個体は実験パートナーが報酬である餌を摂餌する際、体軸をパートナーの方に向け、振り返るような行動をみせることがわかった。この行動は先行研究で示された魚類が対象に注意を向ける際の行動と類似している。これらのデータはこれまで得られていたデータとコンバインドし、ジャーナルの査読下にある。また種間比較に必要な対象魚種の系統樹作成を並行して行った。本課題は2019年度後期に採択されたこと、新型コロナ騒動の中で一部の研究計画を遂行できなかったことから、これ以上の成果は上げられていない。しかし、これらの実験系を発展することでさらなる進展が見込めるだろう。

该项目旨在利用亲社会选择任务 PCT 阐明鱼类（最原始的脊椎动物分类群）亲社会性的生理和认知基础。选择之后，我们分析了PCT项目中所选个体的行为。我们特别关注在亲社会选择过程中对实验伙伴行为的反应。结果发现，当实验伙伴摄入食物作为奖励时，实验个体将身体轴转向伙伴并转身。这种行为类似于之前研究中鱼类将注意力集中在某个物体上时的行为。这些数据将与之前可用的数据相结合，并由期刊进行同行评审。我们还创建了目标鱼类的系统发育树，这对于种间比较是必要的。由于该项目于2019年下半年立项，受新冠疫情影响，部分研究计划无法开展，因此尚未取得进一步成果。然而，通过开发这些实验系统，预计会取得进一步的进展。

项目成果

期刊论文数量（5）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

海洋と生物

海洋和生物

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
岩田容子;広橋教貴
通讯作者：
広橋教貴

Universite de Neuchatel(スイス)

纳沙泰尔大学（瑞士）

DOI：
发表时间：
期刊：
影响因子：
0
作者：
通讯作者：

対立の初期生生活史: タンガニイカ湖産シクリッドの親保護下の幼魚間攻撃の種間比較

冲突的早期生活史：坦噶尼喀湖慈鲷在父母保护下幼鱼之间攻击性的种间比较。

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
佐藤駿
通讯作者：
佐藤駿

ヘルパーになるのはどの個体?協同繁殖シクリッドの稚魚の分散様式ときょうだい間闘争

哪个个体成为帮手？慈鲷幼体合作繁殖的扩散模式与兄弟冲突

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
Motomura Kazuki;Takeuchi Hidenori;Notaguchi Michitaka;Tsuchi Haruna;Takeda Atsushi;Kinoshita Tetsu;Higashiyama Tetsuya;Maruyama Daisuke;佐伯泰河・佐藤駿・安房田智司・幸田正典
通讯作者：
佐伯泰河・佐藤駿・安房田智司・幸田正典

協同繁殖魚シクリッドにおける幼魚のきょうだい間闘争

慈鲷合作繁育中幼鱼的兄弟姐妹冲突

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
Shutoh K;Tajima Y;Matsubayashi J;Tayasu I;Kato S;Shiga T;and Suetsugu K;畑　晴陵・小枝圭太;佐伯泰河・佐藤駿・安房田智司・幸田正典
通讯作者：
佐伯泰河・佐藤駿・安房田智司・幸田正典