脊椎動物の高度な認知能力の進化的起源の探求：魚類における社会的認知能力の検証

探索脊椎动物高级认知能力的进化起源：检查鱼类的社会认知能力

• 批准号: 21K20302
• 负责人: 川坂 健人
• 金额: $ 2万
• 依托单位: Osaka Metropolitan University (2022)Osaka City University (2021)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-08-30 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K20302/
• 关键词: 社会認知能力; カワスズメ科魚類; ホンソメワケベラ; グッピー; 個体性; 自己顔の心象; 異人種効果; 個体識別; 顔認知; 中枢神経基盤; 社会的認知能力; 比較認知科学; 脳生理学; 行動生態学; 魚類

前年度に引き続き、タンガニイカ湖産カワスズメ科魚類を中心に、魚類において個体間関係を成立・維持させている認知能力の探求を実施した。具体的な方策としては「水槽実験による実験心理学的アプローチ」、「フィールドでの潜水観察による行動生態学的アプローチ」の２つを採用した。水槽実験では、同種個体との間に順位やなわばり関係をもつ協同繁殖魚Neolamprologus pulcherや掃除行動を通じて非常に多くの同種他個体と関係をもつホンソメワケベラ（Labroides dimidiatus）、それらと異なり野外では順位やなわばりをもたないグッピー（Poecilia reticulata）に対して「顔の倒立効果」や「真の個体識別」「顔による自己の認識（自己顔の心象）」「他者の姿の心象」等の社会認知能力について検証した。また、N. pulcherについては顔の模様の地域変異に着目し、別地域の個体を個々に識別できるかについても検証した。また、タンガニイカ湖に面するザンビア共和国のムプルングに渡航し、野外におけるN.pulcherの社会行動と成長に伴う個体固有の顔模様の発達をスキューバ潜水にて観察し、群れ社会における「個体性」の重要性を検証した。前年度および本年度の研究成果の一部は査読付きジャーナル（Zoological Science）に投稿し受理されたほか、スウェーデン・ストックホルムで開催されたISBE2022（国際行動生態学会議）や2022年度 日本魚類学会年会、日本生態学会 第70回大会などの国内・国際学会を通じて発表した。魚類においてヒトなどにみられる顔認知などの社会的認知能力を検証した例は少なく、共同研究者が日本生態学会にてポスター発表賞を受賞するなど一定の注目を集めた。

继去年之后，我们研究了鱼类建立和维持个体间关系的认知能力，重点关注坦噶尼喀湖的慈鲷。采用了两种具体策略：“使用水族馆实验的实验心理学方法”和“使用现场潜水观察的行为生态方法”。在水族箱实验中，我们发现 Neolamprologus pulcher 是一种合作繁殖的鱼类，与同一物种的个体具有等级和领地关系，而 Labroides dimidiatus 是一种合作繁殖的鱼类，通过清洁行为与该物种的许多其他个体有关系。无领地孔雀鱼 (Poecilia)我们研究了“面部反转效应”、“真实的个人认同”、“通过面部识别自我（自己面部的心理图像）”和“他人外表的心理图像”等社会认知能力。 .”对于N. pulcher，我们还关注面部图案的区域差异，并验证是否可以单独识别来自不同区域的个体。此外，我们还前往面朝坦噶尼喀湖的赞比亚共和国姆普隆古，通过水肺潜水观察了黑斑猪笼草在野外的社会行为以及它们成长过程中个体面部图案的发展，验证了其重要性。去年和今年的部分研究成果已提交并被同行评审期刊（Zoological Science）以及在瑞典斯德哥尔摩举行的ISBE2022（国际行为生态学会议）、2022年动物学年会等会议上提交并接受。日本鱼类学会，在日本生态学会第70届年会等国内外会议上发表。人类的面部识别等社交认知能力在鱼类身上得到验证的例子很少，这项研究引起了一定的关注，共同研究人员获得了日本生态学会的海报展示奖。

项目成果

顔の模様に地域変異をもつカワスズメ科魚類Neolamprologus pulcherにおける異人種効果の検証

验证 Neolamprologus pulcher（一种具有面部图案区域差异的慈鲷鱼）的跨种族效应

• 发表时间: 2022
• 作者: 西田光希;十川俊平;幸田正典;安房田智司;川坂健人
• 通讯作者: 川坂健人

Male Guppies Recognize Familiar Conspecific Males by Their Face

雄性孔雀鱼通过面孔识别熟悉的同种雄性

• DOI: 10.2108/zs220088
• 发表时间: 2023
• 期刊: Zoological Science
• 影响因子: 0.9
• 作者: Sogawa Shumpei;Fukushima Rio;Sowersby Will;Awata Satoshi;Kawasaka Kento;Kohda Masanori
• 通讯作者: Kohda Masanori

Facial components in cichlid fish: Study of first-order relations information

慈鲷的面部成分：一阶关系信息的研究

• 发表时间: 2022
• 作者: Kawasaka Kento;Awata Satoshi;Kohda Masanori
• 通讯作者: Kohda Masanori

プルチャーにおける顔の異人種効果

pulcher 中的面部异种效应

• 发表时间: 2021
• 作者: 西田光希;川坂健人;十川俊平;安房田智司;幸田正典
• 通讯作者: 幸田正典

協同繁殖魚N.pulcherの顔の模様は稚魚からヘルパーへの移行期に発達するか？

合作养殖的红斑鱼的面部形态是否在从鱼苗到辅助鱼的过渡期发育？

• 发表时间: 2023
• 作者: 川坂健人;幸田正典;安房田智司
• 通讯作者: 安房田智司